[コラム]“民族”以後の民族?
私の専攻は思想史だ。 その中でも最近主に勉強してきたことは民族主義関連の思想的潮流だ。 そんな勉強をしてきて、最近一つの変化を感知することになった。 1990年代末まで、韓国では“民族”に対して距離を置くこ
2015-03-18 21:56
[社説] サード配備問題は日和見主義では解決されない
高高度防衛ミサイルであるサード(THAAD)の在韓米軍配備をめぐり葛藤がますます深まっている。舵取りを誤ると韓米、韓中関係の両方が傷つく可能性もある。「戦略的曖昧性」を打ち出し綱渡りをする政府の責任は大き…
2015-03-18 09:15
[寄稿]あるソウル駐在日本特派員の傲慢
日本は今、嫌韓感情が拡散し韓国に対する批判がインターネットにあふれている。その根元に「やわらかい言葉」で隣国に対する偏見と敵愾心を煽動する本がある。「韓国人を殺せ」というようなヘイトスピーチ(特定人…
2015-03-17 18:38
[コラム] 韓国は米中の銃声なき戦場となるのですか
サードで気をもんでいた米国、「キム・ギジョン活劇」が贈り物になるとは 旧韓末不幸な歴史が再現されるのではないか、不吉です
今年の春も間違いなく不穏です。過去数年の間は、韓米合同軍事訓練に対する北朝
2015-03-16 23:55
[記者手帳]サードと韓国型ミサイル防衛
米国のミサイル防衛の核心となる迎撃手段のサード(THAAD/高高度防衛ミサイル)が再び議論されている。ところが、今回の議論は少し様相が異なる。
政界が積極的に議論を主導しているばかりか、最初から特定の武
2015-03-16 01:46
[コラム] 無償給食でなく義務給食を
半世紀前の1965年に田舎の小学校に入学した。 春の端境期が実感できる後進国だった時代だ。 昼休みには全校児童が空の弁当箱を持って一列に列び、大きな釜で煮たトウモロコシのお粥をもらって食べた。 もう一度もら
2015-03-15 23:18
[社説] 韓米関係に傷を残す汚染米軍基地の返還
政府は釜山(プサン)と東豆川(トンドゥチョン)の二つの米軍基地の返還で、米国側の環境汚染浄化がないまま受け入れることにしたという。このままでは油と重金属汚染を浄化するのにかかる莫大な費用を抱え込む
2015-03-14 09:44
[特派員コラム] 韓国人の運命の主人
私の尊敬するある先輩は、ときおりマッコリを飲みながら「是非一度読んでおいた方が良い」と言って本を推薦してくれた。社内でも頑固なことで有名だったその先輩がしばしば口にした本の一つは、アメリカの著名な言…
2015-03-12 21:04
[社説]日本はなぜドイツに学べないのか
過去の問題を回避する日本の安倍政権に対してドイツのメルケル首相が峻厳な忠告をした。日本政府は恥ずかしさと責任感を感じるべきだ。そして従軍慰安婦の問題をはじめとする過去の歴史の懸案事項の解決に積極的
2015-03-11 06:49
[コラム]テロと襲撃、そして従北攻勢
陣営論理という言葉がある。味方なら間違っても庇い、敵なら容赦なく批判する行為などをいう。真実を報道しなければなら報道機関がこのような陣営論理に陥り、我田引水のように事実を歪曲して伝えているという批判…
2015-03-10 01:28