[朴露子ハンギョレブログより] ただ一つの私の質問
今回の「セウォル」号のことで感じたことは、「言葉」のある種の本質的な限界です。惨事のニュースに接してから、しばらくは何も書けなくなりました。海中で最期の瞬間を過ごすことになった子供たちの苦しみを思
2014-04-27 23:48
[パク・ノジャの‘韓国、内と外’] 統一大当たり論の真の意味
政治家たちの話に過度に意味を付与することは政治学では禁物だ。政治家たちは有権者が聴きたい話をするケースが非常に多いためだ。 言葉ではなく行動を見てこそ、その政治家の路線が分かる。 オバマは‘変化’を…
2014-02-18 22:39
[パク・ノジャの‘韓国、内と外’] 亜流帝国主義国家、大韓民国
米国の軍事保護領でありながらも、東南アジア労働者には最悪の加害者の姿を見せている大韓民国は、果たして世界体制次元ではどんな位置を占めるのか? この部分に対する学術的解明があってこそ、今や国際的な搾
2014-01-21 21:48
[パク・ノジャの‘韓国、内と外’] 統合進歩党弾圧と民主主義の蒸発
本論に入る前に一つ明記しておかなければならない。 私は議会活動に重点を置く政党が世の中を変えることはできないと考えており、統合進歩党をはじめとする韓国進歩政党の議会主義的傾向に対して非常に物足りな
2013-11-27 10:33
[朴露子ハンギョレブログより] 国民的タブー、国民的聖域
私たちはたいてい北朝鮮を非難する時、「あそこでは金日成家や最高指導者を批判することができないでしょう」というのは必ずといってもいいほど挙げられる意見です。そうです。下からの自発的な「民族英雄」とし
2013-09-29 16:06
[朴露子ハンギョレブログより] ‘暴力’の記憶、暴力の忘却
先月蔚山(ウルサン)で起きた希望のバス参加者と現代自動車会社側が雇用した外注ガードマン間の衝突が最近広く知れわたった。 最高裁による非正規職の正規職化判決を無視して、衝突過程でデモ参加者100人余りを負
2013-08-11 19:33
[朴露子ハンギョレブログより] 誰が真の暴力者か?
今は忘却されてしまいましたが、約110~120年前は日本や開化期の朝鮮で最も有名な西欧の哲学者は「適者生存」の論理で有名な(あるいは「悪名高き」と言わなければならないか?)ハーバート・スペンサーでした。ダー
2013-07-28 12:56
[朴露子ハンギョレブログより] 革命の母、革命的なインテリゲンチャ
今も鮮明に覚えているのは、私が小中学校時代に常に抱いていたある疑問のことです。社会科学の授業で教師たちが私たちに常に強調したのは、「社会主義革命においてはプロレタリアートがヘゲモニーを行使する」と…
2013-06-18 18:52
[朴露子ハンギョレブログより] 男根が支配する社会?
数週間前、「尹昶重(ユン・チャンジュン)事件」にインターネットで接した時、真っ先に頭をよぎったのは、「こんな出来事を最近は「事件」としてみなすようになったのは不幸中の幸い」ということでした。 実際、90
2013-06-02 14:22
[朴露子ハンギョレブログより] 新自由主義はなぜ可能なのか?
ここ20~30年の間、世界史が展開されてきた軌跡を振り返れば、新自由主義という、今私たちを支配している怪物は極めて自己矛盾的な、資本主義の一類型にしてもあまりにも怪奇な存在です。一度考えてみてください
2013-05-26 16:18