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民主言論賞本賞に『ハンギョレ21』のチョン・ウンジュ記者

登録:2015-11-19 00:10 修正:2015-11-19 08:11
「セウォル号事故の記録分析」調査報道
『ハンギョレ21』のチョン・ウンジュ記者 //ハンギョレ新聞社

 全国言論労組は17日、セウォル号の惨事を調査報道した『ハンギョレ21』のチョン・ウンジュ記者を「第25回民主言論賞」の本賞受賞者に選定した。

 チョン記者は立法・行政・司法府が生産した各種のセウォル号関連記録3テラバイト(TB)を分析して、海洋警察首脳部のねつ造と隠蔽、救助指揮の失敗などを連続報道した。 これらの報道は「海洋警察首脳部にセウォル号乗客救助失敗の共同責任がある」という裁判所の判決を引き出す一助となった。

 言論労組は「荒廃した環境の中でも深い使命感をもって9カ月間にわたり真相糾明のために最善を尽くした点を高く評価した」と選定理由を明らかにした。

 報道部門特別賞は、司法府の判断が資本権力側に傾いていることを25年間の大法院(最高裁)の労働判例を実証分析して告発した京郷新聞が、活動部門特別賞は調査報道の典型を見せてくれたSBSの番組「それが知りたい」と77日間のストライキ闘争を率いた「JIBS済州放送」が受賞することになった。 授賞式は24日午後6時半、プレスセンター18階の言論労組会議室で開かれる。

アン・スチァン記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/society/media/717896.html 韓国語原文入力:2015-11-17 20:39
訳A.K(642字)

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