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全斗煥元大統領の次男、偽証教唆の疑いで逮捕

登録:2015-01-07 22:00 修正:2015-01-08 06:25
脱税容疑の裁判でチョン・ジェヨン氏が証人に対し偽証を要求
全斗煥元大統領の次男チョン・ジェヨン氏が2013年9月4日深夜、ソウル瑞草洞のソウル中央地方検察庁から出て取材陣の質問に答えている。キム・ポンギュ先任記者//ハンギョレ新聞社

 脱税容疑で裁判を受けている全斗煥(チョン・ドゥファン)元大統領の次男チョン・ジェヨン氏(51)が証人に偽証を要求した疑いで検察に逮捕されたが解放された。

 ソウル中央地検外事部(部長ノ・ジョンファン)は5日、チョン氏を偽証教唆の疑いで逮捕して調査した後、翌日帰宅させたと7日明らかにした。 チョン氏と全元大統領の義理兄弟イ・チャンソク氏(64)は、2006年京畿道烏山市(オサンシ)の土地を445億ウォン(1ウォンは約0.11円)で売却し、土地(325億ウォン)と樹木(120億ウォン)を別々に売却したように虚偽の契約書を作成し脱税をした容疑で裁判を受けている。当時の所得税法は、林木は譲渡所得税の一部を減免し必要経費も控除できた。 チョン氏は昨年10月の控訴審で懲役3年、執行猶予4年、罰金40億ウォンを宣告された。イ氏は懲役2年6月、執行猶予4年、罰金40億ウォンを宣告された。

 チョン氏はこの裁判の過程で、土地の購入者パク氏に偽証を要求した疑いを受けている。 パク氏は1審では「林野を買い取った当時、林木を区分しなかった」と証言した。 だが、控訴審では「イ氏から林木費を計算すると聞いた」と1審では誤った証言をしたと明らかにした。

 検察はパク氏の偽証疑惑を捜査して、先月初めからチョン氏に4回にわたり出頭を要求したが、明確な理由を明らかにすることなく出頭しなかったので、同月18日に逮捕令状の発給を受けた。 検察は5日、チョン氏が自主的に出頭すると逮捕状を執行した。検察関係者は「陳述を聞いた結果、出頭できないだけの事情があったと判断されたため、6日夜に解放した」と話した。

チョン・ファンボン記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/672500.html 韓国語原文入力:2015/01/07 20:02
訳J.S(887字)

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