共に民主党は23日、極右団体が光化門(クァンファムン)での三一節(1919年3月1日の独立運動記念日)集会を予告していることについて、強い口調で批判し、断固たる対応を求めた。
民主党のキム・テニョン院内代表はこの日の院内対策会議で「第2波を招いたことが明らかな大規模集会を、またしても開くというのは呆れるばかりだ」とし「極右団体は防疫守則に違反する大規模な都心集会を中止すべきで、政府は法と原則に則って断固たる対応を取ってほしい」と要請した。昨年の光復節におけるチョン・グァンフン牧師らが主導する極右団体の大規模集会の影響により、新型コロナウイルスが全国に拡散した事態に言及したもの。
ホン・イクピョ政策委議長も同会議で「登校授業を控えた始業シーズンなのに、大人たちが冷や水を浴びせてはならない」とし「野党も協力してほしい」と注文した。ソウル市もこの日「ソウル警察庁と随時連絡を取り合って、三一節集会に関する動向を把握している」とし「現在のコロナの状況の厳しさを十分に認識し、違法集会による感染拡散を防ぐためにあらゆる措置を取る」と述べた。
キム・ギョンジェ元韓国自由総連盟総裁は前日、大統領府噴水前で記者会見を開き、「今は(方法などは)公開できないが、3月1日に全国民の意思を結集して、大韓民国と全世界に『文在寅(ムン・ジェイン)はだめだ』ということを証言しようと思う」と述べている。