9月平壌首脳会談の北からの贈り物は、天然“松茸”であることが20日確認された。北側が贈る松茸は、離散家族に渡される予定だ。規模は2トンほどだ。
松茸は、首脳会談の度に北からいつも贈り物として登場した。2000年と2007年の南北首脳会談時も、金正日(キム・ジョンイル)国防委員長は金大中(キム・デジュン)・盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領に松茸を贈った。
2000年当時、金大中大統領は北側に珍島(チンド)犬2匹とテレビなどを贈った。北側は豊山(プンサン)犬二匹と天然松茸を南側に伝達した。また、同年の中秋節には、特別機便で松茸3トンを南側に贈った。2007年の首脳会談時にも、金委員長は盧武鉉大統領に咸鏡北道七宝山の天然松茸4トンを贈った。合計500箱の規模だった。
一方、南側は紅参などを贈った。