登録 : 2017.10.01 21:51 修正 : 2017.10.02 07:20

国連北朝鮮代表部-米国務部“ニューヨーク・チャンネル” 
北朝鮮官僚-米専門家“半官半民1.5トラック”

中国を訪問中のレックス・ティラーソン米国務長官(左)が先月30日(現地時間)、北京の人民大会堂で王毅中外交部長のわきを通っている/聯合ニュース
 レックス・ティラーソン米国務長官が30日(現地時間)、「2~3個程度の対話チャンネルがある」と明らかにした朝米チャンネルは、いわゆる“ニューヨーク・チャンネル”と、北朝鮮官僚とアメリカ民間専門家たちが第3国で会ってきた半官半民性格の“1.5トラック”を意味すると見られる。

 “ニューヨーク・チャンネル”とは、国連駐在北朝鮮代表部と米国務省韓国課の間の外交チャンネルだ。1~2週に一回ずつ開かれる定例性のある会合で、格式ばった面談というよりは昼食協議を含めて日常的になされる両国間接触だと知られている。朝米両国がこれまで懸案を調整してきた最も基本的な経路だ。一番最近では、8月にチェ・ソンヒ北朝鮮外務省米国局長の訪米についての協議もこのニューヨーク・チャンネルを通じて推進されたという。当時の交渉は決裂したが、朝米間の緊張が高まる渦中でも、両国の接触が着実になされているという点で注目を浴びた。

 これまでにドナルド・トランプ行政府が公式に認めた朝米間の接触は、6月、北朝鮮に17カ月にわたり抑留中だった米国大学生オットー・ワームビア氏の釈放交渉が唯一だ。6カ国協議の首席代表であるジョセフ・ユン米国務省対北朝鮮政策特別代表(国務省東アジア太平洋副次官補)が6月12日、平壌(ピョンヤン)を電撃訪問し、昏睡状態に陥っていたワームビア氏を米国に連れ帰った。ユン代表はそれに先立つ5月、ノルウェーのオスロで開催された半官半民形態の1.5トラック協議で、北朝鮮外務省関係者らと接触したのに続き、ニューヨークでパク・ソンイル国連北朝鮮代表部米国担当大使と会って、ワームビア氏釈放交渉を行ったことが遅れて明らかになった。だが、この過程ではワームビア釈放以外に北朝鮮の核・ミサイル問題などに対する議論は一切なされなかったというのが米国務省関係者の説明だった。

 このようにいわゆる“1.5トラック”チャンネルも、朝米間の対話の窓口として着実に活用されてきた。1.5トラックを通した朝米接触が話題になる度に、韓米当局は「民間次元でなされること」として線を引いたが、情勢により1.5トラック接触は朝米間で重要な役割を果たしてきた。

 一方、パク・スヒョン大統領府報道官は、ティラーソン長官の発言に対して1日「韓米両国政府は、北朝鮮を対話に引き出すためには最大限の制裁と圧迫が必要という原則を堅持し、対北朝鮮接触チャンネルの維持努力に関し緊密に協議している」として「米国政府はワームビア氏死亡以後、抑留米国人の釈放など、人道的問題解決のために北朝鮮と静かな接触が必要という立場」と明らかにした。

キム・ジウン記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )

韓国語原文入力:2017-10-01 21:00
http://www.hani.co.kr/arti/politics/diplomacy/813327.html 訳J.S(1353字)
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