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特別検察官、「朴大統領、遅くとも2月初めには取り調べ」

登録:2017-01-17 23:45 修正:2017-01-18 06:47
イ・ギュチョル代弁人、会見で明らかに… 
イ・ジェヨン起訴前に調査する 
イ副会長、18日に拘束令状が発行されれば 
2月7日前には起訴
「チェ・スンシルゲート」と朴槿恵大統領の不正疑惑を捜査中のパク・ヨンス特別検察官チーム代弁人のイ・ギュチョル特別検察官補が17日午後、ソウル江南区大峙洞の特検記者室で会見を行なっている=共同取材写真//ハンギョレ新聞社

 パク・ヨンス特別検察官チームが遅くとも2月初めには朴槿恵(パク・クネ)大統領を対面調査する方針だと17日明らかにした。前日、賄賂供与の疑いでサムスンのイ・ジェヨン副会長の拘束令状を請求した特検が、今回の事件の頂点である朴大統領の調査日程を公開するなど、捜査のスピードを上げている。

 イ・ギュチョル特別検察官代弁人はこの日の定例会見で「まだ接触はしていないが、朴大統領の対面調査は遅くとも2月初めまでには行わなければならないと思う」と話した。特検チームが大統領の調査日程を明らかにしたのは初めてだ。特検チームはイ・ジェヨン副会長の起訴のタイミングを念頭に置き、大統領の調査日程を決めたものと思われる。イ副会長を起訴する前に収賄の当事者である朴大統領を取り調べ、イ副会長に対する起訴内容を固めるということだ。また、イ副会長の起訴内容が朴大統領側に事前に露出することを防ぐ意図も含まれている。18日の拘束令状実質審査でイ副会長の拘束令状が発行された場合、2月7日前にはイ副会長を起訴しなければならない。

 特検チームは、朴大統領が約束どおり対面調査に応じるものと見ているが、応じなければ強制調査はしないと話した。イ代弁人は「朴大統領が対面調査に応じない場合、強制調査をする方法はない。まだ特別な対策は考慮していない」と話した。

 一方、「文化界ブラックリスト」作成を指示・主導した疑惑が持たれる金淇春(キム・ギチュン)元大統領秘書室長とチョ・ユンソン文化体育観光部長官がこの日一緒に被疑者として特検チームに出頭し、夜遅くまで厳しい取り調べを受けた。特検チームは彼らに対して事前拘束令状の請求を検討している。

チェ・ヒョンジュン記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/779109.html 韓国語原文入力:2017-01-17 17:45
訳M.C(1025字)

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