登録 : 2017.01.16 00:18 修正 : 2017.01.16 09:17

2014年11月27日、朴大統領とソン会長単独面談 
「政治的偏向変えれば、国の役に立つだろう」との要求に 
「重ねて申し訳ない。これからは方向変わるだろう」と答える

昨年12月6日午前、国会で開かれた朴槿恵政権のチェ・スンシルなど民間人による国政壟断疑惑事件真相究明に向けた国政調査特別委員会聴聞会で、ソン・ギョンシクCJ代表取締役が質門に答えている=イ・ジョンウ先任記者//ハンギョレ新聞社
 朴槿恵(パク・クネ)大統領が2014年11月末、CJグループのソン・ギョンシク会長と単独面談し、「CJの映画・放送事業が政治的に偏っている。方向を変えるべきだ」と直接要求したことが確認された。これに対してソン会長は「申し訳ない。 方向を変える」と答えたことが分かった。パク・ヨンス特別検察官チームは「文化界ブラックリスト」を指示した疑惑を受けている朴大統領が、国内最大手エンターテインメント会社を運営するCJに、イ・ジェヒョン会長の赦免問題と主力会社の税務調査など政治・経済的圧力をかける方法で、コンテンツ生産に介入したと見て、調査を進めている。

 15日、特検と文化関連業界などによると、朴大統領は2014年11月27日午後、ソウル三清洞(サムチョンドン)の隠れ家にソン会長を呼んで面談した。朴大統領は挨拶を交わした直後から「CJが左派傾向を見せている。映画作りに長けているCJが方向を変えれば、国の役に立つだろう」と圧迫したという。政権に批判的なコンテンツの生産を中断し、友好的なコンテンツを作るように要求したのだ。朴大統領は同日、他のテーマについて話すことなく、CJの政治的偏向性だけを集中的に言及したという。

 これに対してソン会長は「申し訳ない」と重ねて謝罪し、「映画やドラマを制作している人の中に、(政治的に)偏った性向を持つ人たちがいて、私が今回すべて片づけた。これからは方向が変わると思う」と答えたという。さらに、「私たちは『鳴梁』など、国益を大事にする映画も制作している」としながら、朴大統領の“ご機嫌伺い”をするような発言もしたという。ソン会長は単独面談の後、イ・チェウク副会長に大統領との面談内容を伝え、「私たちが積極的に乗り出すと、政府との関係が円満になりそうだ」と話したという。CJはその後、『国際市場』、『仁川(インチョン)上陸作戦』など“愛国主義”を鼓舞するような内容で議論を呼んだ映画を相次いで作った。朴大統領は2015年1月、『国際市場』の試写会にも参加した。

 朴槿恵政権が2014年4月、セウォル号惨事以降、金淇春(キム・ギチュン)当時秘書室長とチョ・ユンソン当時政務首席秘書官、文化体育観光部などが中心になって文化界ブラックリストを作成するなど、政権に批判的な文化界の関係者たちを排除する作業を進めていた。特検は、朴大統領がソン会長との面談前に金元室長からブラックリスト関連の報告を受けたと見ている。

 特検チームはブラックリストの作成を主導した情況が明らかになった金元秘書室長とチョ・ユンソン文化体育観光部長官を、今週中に呼んで取り調べる予定だと、同日明らかにした。

チェ・ヒョンジュン、ソ・ヨンジ記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr )

韓国語原文入力:2017-01-16 05:33

http://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/778845.html 訳H.J(1397字)

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