登録 : 2017.01.09 23:49 修正 : 2017.01.10 06:21

聴聞委員たちの追及に「ブラックリストはあったと判断… 
文体部職員が持っていると今年初めに報告を受けた」と答弁 
叱責が集中するや、ブラックリスト認め国民に向け謝罪 
自分の責任は従来の釈明を繰り返し責任逃れ

 チョ・ユンソン文体部長官が9日午後、国会で開かれた国政調査特別委員会聴聞会に出席し「政治やイデオロギー的な理由だけで支援から排除された文化芸術人がどれほど苦痛を経験したか分かり、深くおわびする」と頭を下げている=イ・ジョンウ先任記者//ハンギョレ新聞社
 「ブラックリストはあるんですよね。存在するのか、しないのか、それだけ答えてください!」

 「…芸術人たちを支援から排除する、そのようなリストはあったということで判断しています」

 イ・ヨンジュ国民の党議員が声を高めながら追求を繰り返すと、チョ・ユンソン文化体育観光部長官はとうとう沈んだ声で文化芸術界のブラックリストの存在を認めた。ブラックリストは作成したことも、指示したことも、見たこともないと言ったり、「特検で調査するだろう」という枠にはまった釈明から、遅まきながら一歩退いたということだ。いつ知ったのかという議員の厳しい追及が再び続けられた。チョ長官は「職員が(ブラックリストを)作って持っていたという報告を受けたのが私の記憶では今年の初め」と述べた。「いろいろな業務の協議が蓄積された結果、1月初めにウ・サンイル芸術局長から(リストがあるという)確定的な報告を受けた」と付け加えた。

 チョ長官は9日、国会の国政壟断の真相究明特別委員会の第7回聴聞会に出席し、議員らの前で初めてブラックリストの存在を認めて国民に謝罪した。チョ長官はこれに先立つ同日午前、「すでに偽証罪で告発され、聴聞会で従来と異なる供述を行った場合は容疑が追加されるおそれがあり、従来と同じ供述をすれば反省が見られない供述になるおそれがある」とし、欠席理由書を提出し聴聞会に出なかった。これに対しキム・ソンテ委員長が同行命令状を発行すると、チョ長官は午後遅れて出席し、ブラックリストと関連した集中質疑を受けた。

 窮地に追い込まれたチョ長官は、キム委員長の了解を得て「文化芸術政策の主務長官として、これまで論議になったブラックリスト問題で文化芸術人たちはもちろん、国民に苦痛と失望を引き起こした点についておわび申し上げる」と頭を下げた。しかし、チョ長官は部処の責任には言及しながらも、自分が(政務首席秘書官時代に)ブラックリスト作成の伝達に関与したという疑惑については依然として「知らない」という従来の立場を変えなかった。チョ長官は「これまで文化体育観光部が自ら徹底的に調査し、全貌を確認できずリストを明らかにできなかったのは私の不覚」だとしながらも、「作成伝達の経緯を知らないため、それについては回答できない」と答えた。

 チョ長官はさらに、「リストがあったなら、実際に作動されたのか一度点検してみようとして(部処内で)数回にわたって点検したが、名簿にあった人々のうち770人あまりが支援を受けたことが確認され、リストが作動されたかどうかは到底判断できなかった」とし、「(政務首席当時は)ブラックリストに関して業務の引継ぎを受けたこともまったくなく、(金淇春(キム・ギチュン))室長や他の誰からも指示を受けたこともなく、誰かに指示したことも報告を受けたこともない」と釈明を繰り返し、責任を回避した。チョ長官は「ブラックリストは存在せず、指示したり報告を受けたことはない」と偽証した疑いで、3日キム・ジョンドク前文化体育観光部長官、チョン・グァンジュ前1次官とともに国政調査特別委員会によって告発された。

 事実上国政調査特別委員会の最後の聴聞会だったこの場には、証人20人のうちウ・ビョンウ元大統領府民政首席秘書官、イ・ジェマン、アン・ボングン元大統領府秘書官、大統領のヘアメイク担当のチョン・ソンジュ、チョン・メジュ姉妹、パク・サンジン・サムスン電子社長など16人が出席しなかった。ウ・ビョンウ元首席秘書官は「偽証罪で告発されている状況で、証言すれば捜査に影響を及ぼす」と欠席理由を明らかにし、チェ・スンシル、チョン・ユラ親子に馬の購入費の名目で35億ウォン(約3億4千万円)あまりを特恵支援したという疑惑を受けているパク・サンジン・サムスン電子社長は入院診断書が出たことを理由にした。

ノ・ヒョンソク、イ・ギョンミ記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr )

韓国語原文入力:2017-01-09 21:46
http://www.hani.co.kr/arti/culture/culture_general/777990.html 訳M.C(2121字)

関連記事
  • 오피니언

multimedia

  • most viewed articles
    • hotissue