登録 : 2016.04.25 23:49 修正 : 2016.04.26 06:39

段階分離・核弾頭起爆装置が不発 
数年で技術確保か

北朝鮮が23日、東海で潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)試験発射に成功したとして発射場面を公開した。昨年の5、11、12月に続く4回目のSLBM発射で、国防部は24日「一部に技術的進展があると評価される」と明らかにした。韓国政府は米国と共に国際社会の対応措置を協議することにした=朝鮮中央通信・連合ニュース

 北朝鮮は23日、潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)の発射で、一部進展した技術を披露した。しかし、期待した成果を確認できなかった部分もあり、近いうち、これを補完する追加発射を行う可能性が高いと25日、(韓国)軍当局が分析した。

 北朝鮮は今回の発射で、最大発射深度の「コールドローンチ」(弾道弾を潜水艦から水面上に飛翔させてから点火・発射する方式)▽固体燃料エンジンの飛行▽段階分離▽核弾頭起爆装置の動作の4つを確証するのに目的があったとし、「すべての技術的な指標が要件を十分に満たした」と明らかにした。

 しかし、軍事専門家たちの評価は少し異なっている。コールドローンチと固体燃料エンジンの飛行など、2つは成功的だったというのが大方の評価だ。ある専門家は「最大発射深度が何を意味するのかは明らかではないが、ミサイルが比較的に垂直に水面の上まで飛び上がってから、正常に点火されたことからすると、コールドローンチ自体は正常に作動したものと見られる」と指摘した。

 北朝鮮がSLBM発射試験時に固体燃料ロケットを使ったのは初めてのことだ。昨年5月にミサイル射出実験(弾道弾を潜水艦から水面まで飛翔させる実験)に成功した当時は、液体燃料ロケットを使用した。他の専門家は、「今回のロケットの炎の色に白が混ざっており、丸い形に広がったことから、固体燃料ロケットに違いなさそうだ」と話した。

 しかし、段階分離と核弾頭起爆装置の動作実験などの2つは正常に作動しなかったものと見られる。ミサイルが30キロメートルしか飛び上がらず、これらの実験を行う条件が整わなかったということだ。このため、北朝鮮は今回確認できなかった部分を再度検証するため、追加発射実験を行うだろうというのが大方の予想だ。しかし、北朝鮮は、これらの技術の信頼性をさらに確保するためには、これからも越えねばならない課題が少なくないと指摘される。軍当局も北朝鮮のSLBM技術の確保にさらに3〜4年はかかるものと予想している。

 実際に段階分離の技術は、北朝鮮が「銀河3号」と「光明星4号」発射の際に既に証明した。しかし、核弾頭起爆装置の技術はまだ確認されていない。核弾頭の起爆装置は、ミサイル弾頭が下降段階で大気圏に再突入する際に伴う膨大な高熱や振動、圧力などを体験した後も、正常に作動するかが確認できないと、信頼性を確保できない。今回の北朝鮮のSLBMは射程距離2000キロメートルに設計されたものと分析されるが、実際には30キロメートルしか飛行できなかった。技術的な欠陥が原因の可能性が多く、この部分の技術的補完も解決すべき課題と指摘されている。

パク・ビョンス先任記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr )

韓国語原文入力:2016-04-25 20:12

http://www.hani.co.kr/arti/politics/defense/741197.html訳H.J

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