登録 : 2016.03.01 08:24 修正 : 2016.03.01 10:45

「共に民主党」キム・グァンジン議員が23日午後、国会本会議場で鄭義和・国会議長が職権上程したテロ防止法の法案採決を阻止するため、フィリバスター(無制限討論)をしている=キム・ギョンホ先任記者//ハンギョレ新聞社
李鍾杰「共に民主党」院内代表が記者会見予定
テロ防止法仲裁案の提案をセヌリ党は拒否
金鍾仁代表、選挙区画定遅延の逆風を憂慮か
やむを得ぬ終了で批判も避けられない見通し

 「共に民主党」がテロ防止法の通過を阻止するためのフィリバスター(無制限討論)を、1日午前に終了することにした。同党の李鍾杰(イジョンゴル)院内代表は1日午前9時、国会で記者会見を開き、立場を公式に明らかにする予定だ。これによりテロ防止法と選挙区画定のための公職選挙法などの争点法案が、早ければ同日、国会本会議で処理される可能性が高まった。

 同党の金鍾仁(キムジョンイン)非常対策委員会代表や李院内代表など非常対策委員は29日夜会議を開き、フィリバスターを終了することに決定した。これに先立ち同党は、同日午後から議員総会を開き、テロ防止法と公職選挙法処理について議論した。李院内代表は夕方7時30分に鄭義和(チョンウィファ)国会議長と会い、テロ防止法修正案について議論した後、元裕哲(ウォンユチョル)セヌリ党院内代表との協議に乗り出したが、意見調整に失敗した。李院内代表は「国家の安危に相当な影響を及ぼす」という盗聴権限の前提条件に、国会情報委員長のチュ・ホヨン・セヌリ党議員の意見により「相当な」を削除する代わり、国情院管轄の常任委員会である情報委の常設化を求める仲裁案を、元院内代表に提案した。仲裁案が受け入れられれば議事妨害を中断し、公職選挙法を通過させる趣旨だった。

 しかし、元院内代表は「すでに三重四重の装置が設けられている」と原案維持の立場を固守した。「一文字も追加で修正することはできない」という従来の立場を繰り返したのだ。結局、セヌリ党との妥協案を用意できなかった共に民主党の李院内代表は、夜9時30分に議員総会を再開させ状況を伝えた。出席議員は30人余りに止まった。議員総会で一部の議員は議事妨害を継続することを主張したが、選挙区画定の遅延に対する負担が大きく、適切な出口の時期を探さねばならないとする意見も提示されたという。議員らは李院内代表に決定を委任することにした。

 李院内代表は深夜11時10分、党代表の事務所に滞在していた金代表を訪ね、最終的に協議した。同党の関係者は「金鍾仁代表の態度は強硬だった。今すぐにも選挙区画定問題で『責任を負え』という与党の爆撃が始まるのに、どう対処するつもりなのか。現在の(テロ防止法と関連した)安保問題が持続されるより、経済問題にシフトし、朴槿恵(パククネ)政権の経済政策の失政を指摘する方向に向かわなねばならないという立場だった」と話した。結局、同党は深夜11時45分に「3月1日午前9時に李鍾杰院内代表が重大決断を発表する」と明らかにした。金代表の意見により、李院内代表がテロ防止法通過を防ぐ意志をひっこめた形になった。

 非常対策委終了後の1日未明、パク・ヨンソン議員は記者団に「今日、テロ防止法に対する修正案を出し、私たち自ら議事妨害を中断し、少数野党では何もできないから4・13総選挙の時には過半数以上をほしいと国民に訴える予定だ」と話した。パク議員は、李院内代表の記者会見後、李院内代表や自分が最後のフィリバスター候補に出馬する予定だと伝えた。パク議員は「今、朴槿恵大統領が経済の失政を覆い隠すため、この局面を安保理念論争に追い込み野党に責任転嫁する作戦を駆使している。それを知りながらそっちの方に応じるわけにはいかないではないか」と話した。イ・チュンソク院内首席副代表はテロ防止法の採決に関連し「まだ確定していないが、わが党が座って票決に参加するのは難しい」と明かした。共に民主党は、本会議の採決に参加しない方法でテロ防止法に反対し、公職選挙法の採決には参加するものと予想される。

 共に民主党は必然的にフィリバスターを終了せざるを得なくなったと説明するが、テロ防止法の通過を防ぐためのフィリバスターに国民の呼応と支持が続いている中で、セヌリ党が発議した通りのテロ防止法案を可決させることになるという批判は避け難い見通しだ。

 一方、同日12時45分にホン・イクピョ同党議員がフィリバスターを終え、同党のイ・オンジュ議員にバトンを渡し、1日未明現在、フィリバスターは継続的に進められている。

ソン・ギョンファ記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr )

韓国語原文入力:2016-03-01 02:04

http://www.hani.co.kr/arti/politics/assembly/732739.html?_fr=mt1訳Y.B

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