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北朝鮮、拡声器中断を前提に事態収拾の意向伝える

登録:2015-08-20 22:28 修正:2015-08-21 07:01
 キム・クァンジン室長宛てにキム・ヤンゴン統一戦線部長名義の書簡
 統一部「本質を糊塗...北朝鮮に断固として対処すべき」
2014年10月4日、仁川アジア競技大会閉幕式に出席するために仁川国際空港に到着した北朝鮮のキム・ヤンゴン労働党統一戦線部長兼対南担当書記(後列中央) //ハンギョレ新聞社

 キム・ヤンゴン労働党中央員会書記(統一戦線部長)は20日午後4時50分頃、板門店の連絡官を通じて、自身名義の書簡をキム・クァンジン大統領府安保室長宛てに送ってきた。統一部は、「書簡で、北朝鮮は、私たち(韓国)の対北拡声器放送を宣戦布告だと一方的に主張し、これを中断する実践的な措置を求めると共に、軍事行動を起こすと威嚇した」と書簡の内容を伝えた。また、「現在の事態を収拾し、関係改善への突破口を開くために努力する意思があると、付け加えた」と伝えた。

 統一部は「北朝鮮の今回の書簡は、私たちに対する砲撃挑発と共に行われたもので、最近の北朝鮮の地雷挑発による状況悪化という問題の本質を糊塗するためのものと判断される」とし「政府は、北朝鮮の砲撃などの間違った行動に断固として対処していくという原則に基づき、強力に措置していくつもりだ」と述べた。

キム・ジフン記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr )

韓国語原文入力:2015-08-20 21:29

https://www.hani.co.kr/arti/politics/defense/705374.html  訳H.J

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