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証人出席拒否の朴大統領実弟を21日に強制勾引

登録:2015-07-15 08:51 修正:2015-07-15 10:57
 大統領府文書流出事件の裁判
 罰金処分されても4回も出廷せず
パク・ジマンEGグループ会長//ハンギョレ新聞社

 裁判所が、罰金処分を受けても「大統領府文書流出」事件の証人出席の要求に応じない朴槿恵(パク・クネ)大統領の実弟、パク・ジマンEGグループ会長を勾引することにした。パク会長はこの日まで4回の証人出席要求に応じなかった。

 ソウル中央地裁刑事28部(裁判長チェ・チャンヨン)は14日、パク・クァンチョン元警正(警視正に相当)とチョ・ウンチョン元大統領府公職規律秘書官の第9回公判で「パク・ジマン証人の欠席理由書によれば、法廷に出席せずに述べる機会を欲しいというものだが 、検察・弁護人側はみな証人出席が必要だという立場だ。証人を勾引するようにする」と明らかにした。裁判所が勾引状を発行すれば、検察は次の証人召還日にパク会長に連絡し、強制的に法廷に立たせることになる。次の証人尋問は21日午前10時に開かれる。

 パク会長は先月30日の第8回公判にも「EG系列会社のEGテックの労使問題など会社の事情で出席が難しい」という内容の理由書を出し出席せず、罰金200万ウォン(約22万円)の処分を受けた。また、パク会長は先月9日にも同じ理由の欠席理由書で出席せず、5月22日の公判には何の理由もなく欠席した。刑事裁判の証人が正当な理由なく出席しなければ500万ウォン以下の罰金を賦課することができる。また、勾引状を発行したり刑務所・拘置所などに7日以内の期間で監置できる。

 パク・クァンチョン元警正とチョ・ウンチョン元秘書官は2013年6月から昨年1月まで、チョン・ユンフェ氏による国政介入疑惑に関する動向報告書など大統領府内部文書17件をパク会長側に渡した疑いで1月に起訴された。

ソ・ヨンジ記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr )

韓国語原文入力:2015-07-14 21:30

https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/700260.html 訳Y.B

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