「チョン・ユンフェ国政介入報告書」事件を捜査しているソウル中央地検特捜2部(部長イム・グァンヒョク)は、大統領府報告書を持ち出したうえ関係ない人物を文書流出に関連づけた容疑(大統領記録物管理法違反など)でパク・クァンチョン元大統領府公職規律秘書官室行政官(警正、48歳)を19日拘束した。
パク警正は今年2月、大統領府派遣勤務を終え新しい発令地とされたソウル警察庁情報1分室に多数の大統領府報告書を持ち出した疑いがもたれている。 パク警正はまた、今年5月に大統領府に提出した「BH文書盗難後の『世界日報』流出関連動向」で、さしたる根拠もなく大統領府派遣警察と大検察庁捜査官など合計5人を文書流出者に関連づけた疑いももたれている。ソウル中央地方法院キム・スンジュ令状専門担当判事は「犯罪容疑が重大で拘束の理由と必要性が認められる」と拘束令状発給の理由を明らかにした。
検察はパク警正に対し報告書流出と虚偽報告作成の動機などにを追加調査する予定だ。また、近い将来パク警正直属の上官だったチョ・ウンチョン元大統領府公職規律秘書官を呼び出し流出などに関与したか確認する予定だ。
韓国語原文入力:2014.12.19 23:31