登録 : 2015.06.20 10:56 修正 : 2015.06.20 20:54

 サムスンソウル病院対策本部を訪ね意思伝達
 「原因の徹底糾明」を求める声も

サムスン電子イ・ジェヨン副会長//ハンギョレ新聞社
 サムスン電子のイ・ジェヨン副会長が18日夜、サムスンソウル病院内にある民官合同MERS対策本部を訪ね、謝罪の意を伝えたとサムスンソウル病院が19日明らかにした。サムスンソウル病院が中東呼吸器症候群(MERS)コロナウィルスの感染拡大の震源地と批判されだし、直接乗り出す姿勢を示したようだ。

 同病院によると、イ副会長はサムスンソウル病院本館1階に用意された対策本部を訪ね「サムスンソウル病院でMERSが広まり申し訳なく思う。できる限り早く事態を終息させるよう最善を尽くす」と話した。また、サムスンソウル病院が感染拡大を適切に防げなかった点と、病院所属医師の不適切な発言に対して謝罪の意を伝えた。イ副会長はサムスンソウル病院を運営するサムスン生命公益財団理事長だ。

 イ副会長は対策本部訪問に先立ち、状況室でMERSの病院での現況報告を受け、医療スタッフと職員にMERS事態に最後まで責任をとり早期解決を目指そうと訴えた。また、16階隔離病棟を訪ね、勤務中だった看護師に診療で最も大変な点を尋ねた。これに対し看護師は「保護服を着て働くのも大変だけど、つらいのはMERS患者を診療してやむを得ず多くの同僚が感染し隔離されること」と答えた。イ副会長は別館7階の隔離病棟の移動型陰圧機設置工事現場も点検した。これに先立ちサムスン社長団は17日、社長団会議を通じ「頭を下げられないほど恥ずかしく惨めな心情であり、深く反省しており、国民に対し申し訳ない」と謝罪した。

 だが、サムスンの謝罪は生ぬるいという指摘もある。ビョン・ヘジン保健医療団体連合企画室長は「サムスンソウル病院が専門経営者体制に転換され、営利を前面に推し進めたことで今回の事態を生んだという疑いがある」として、「イ・ジェヨン副会長が謝罪するには、まず今回の事態拡散の原因が何か透明に明らかにし、今後の再発防止策などを明らかにしなければならないだろう」と指摘した。これに対してサムスン幹部の関係者は「今回の謝罪は対国民謝罪ではない。事態進行の推移を判断して、今後の対策を含み誰がどんな方法で謝罪するか検討している」と話した。

イ・ジョンフン記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr )

韓国語原文入力:2015-06-19 22:07

http://www.hani.co.kr/arti/economy/economy_general/696725.html?_fr=mt2訳Y.B

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