大統領府秘書室がハンギョレを相手に出した訂正報道請求控訴審で敗訴した。
ソウル高裁民事13部(裁判長 コ・ウイヨン)は22日、キム・ギチュン前大統領秘書室長など大統領府関係者4人が「セウォル号事故と関連した虚偽報道により名誉が毀損された」としてハンギョレを相手に出した訂正報道および損害賠償請求訴訟で、1審と同じく訴訟当事者ではないという理由で控訴を棄却した。 裁判所は「掲載された記事が原告に対して言及していないことに照らして、この事件記事の内容と個別的で明確な関連性があるとは認め難い」と明らかにした。
キム前室長らは昨年4月17日、「ショック状態だった子供がなぜ朴大統領の現場訪問に?」というタイトルのインターネット記事が、自分たちの名誉を傷つけたとし訂正報道とともに各2000万ウォンずつ計8000万ウォンを賠償せよとの訴訟を起こした。