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正修奨学会 会合 訂正報道 文化放送、ハンギョレに敗訴

登録:2013-09-05 21:13 修正:2013-09-05 22:09
チェ・フィリプ正修奨学会理事長とイ・ジンスク<文化放送>企画広報本部長らの正修奨学会財産処分関連秘密会合を初めて報道した10月13日付<ハンギョレ>土曜版1面. <ハンギョレ>資料写真

 昨年、大統領選挙を控えて正修奨学会と<文化放送>(MBC)関係者らが正修奨学会が保有する文化放送株式持分売却を議論した秘密会合内容を<ハンギョレ>が報道したことに対し、文化放送が訂正報道請求訴訟を起こしたが敗訴した。

 ソウル西部地方裁判所民事11部(裁判長キム・ソンゴン)は5日、昨年イ・ジンスク当時文化放送企画広報本部長らがチェ・フィリプ当時正修奨学会理事長と秘密裏に会って交わした対話を報道した記事が歪曲されたとし、文化放送がハンギョレ新聞社などを相手に起こした訂正報道請求訴訟で "原告の主張には理由がない" として請求を棄却した。 <ハンギョレ>は昨年10月彼らが大統領選挙に影響を及ぼすために正修奨学会の報道機関株式持分の売却を議論したと報道した。 文化放送は‘正修奨学会が保有した文化放送株式持分を売って全国の大学生に半額授業料を支援できるとチェ理事長は話したが、<ハンギョレ>が文脈を歪曲して特定地域(釜山(プサン)・慶南(キョンナム))大学生だけのための奨学金として使うよう報道した’と主張してきた。

 裁判所はこのような主張に対して "録音記録を分析してみると、どちらが事実なのかを確認できないので訂正報道請求を受け入れない" と明らかにした。 裁判所はまた、文化放送の反論報道要請に対しても "報道機関間の利害が絡んだ事案として十分に報道されており、国民が知っていて追加で反論をする理由がない" と付け加えた。

キム・ギョンウク記者 dash@hani.co.kr

https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/602389.html 韓国語原文入力:2013/09/05 20:23
訳J.S(767字)

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