登録 : 2017.03.09 13:22 修正 : 2017.03.09 21:28

7日午前、ソウル瑞草区国家情報院前で「朴槿恵退陣のための非常国民行動」「光化門キャンピング村」の会員たちがブラックリスト問題と関連し、国情院の工作政治を糾弾して真相究明と責任者処罰を求める記者会見を開いている=キム・テヒョン記者//ハンギョレ新聞社
 国家情報院(国情院)が相変わらず査察と工作活動に関与している事実が次から次に明らかになっている。パク・ヨンス特別検査チームは捜査の過程で、国情院が保守右翼団体に資金を支援したかと思うと、ブラックリストを作成して文化体育観光部に伝えた事実も確認したという。ホワイトリストとブラックリストともに国情院が介入したわけだ。「書き込み」事件でウォン・セフン元院長が拘束されるなど苦しい思いをしながらも、相変わらず違法な「政治工作」をしている事実が確認された以上、徹底した捜査で真相を糾明しなければならない。組織もきっぱり立て直す契機にすべきである。

 イ・ビョンギ元院長は最近特検調査で「国情院の民間団体支援は長年してきたこと」として、「私の院長時代にもしていたし今でもしているはずだ」と述べたという。大統領府が20年余り保守右翼団体に主要大企業から集めた68億ウォンを支援し、御用デモに動員してきた事実は特検捜査結果で公開されている。ウォン・セフン元院長の裁判でも、国情院の職員が市民団体と報道機関を装った勢力を動員して、デモはもちろん出版物の発行まで裏で操作して工作を繰り広げていた事実も明らかになった。「父母連合などを動員したソウル市のパク・ウォンスン市長糾弾会」や「保守団体を使ったセウォル号遺族正面対抗集会」の計画など、文書で確認されたものも一つや二つではない。

 ブラックリストやはり国情院側から始めた可能性が高い。国情院は2013年下半期に「芸術上の政府批判者に対する資金支援問題の指摘」という名で大統領府に報告書を送ったという。チョ・ヒョンジェ元文化体育観光部1次官も「進歩左派の支援に対しては規制すべきだ」という趣旨の国情院報告書を見たと証言したことがある。

 イ・ビョンホ国情院長が憲法裁判所を担当する組織の情報収集行為は認めながらも「査察とするなら、盗聴や尾行などがあったはずだが絶対にそんなことはなかった」と主張したことは、彼らに違法の意識が欠けていたことをよく表わした例である。

 これまで国情院の不法工作が暴露されたのは一度や二度ではない。それなのにきちんと断罪されたことがないために、相変らず不法行為を続けているのだ。違法が慢性化している組織自体を果敢にえぐり取って再生させなければ、この怪物組織は今後も肩で風を切って政治工作を行うだろう。今回こそ検察はきちんと解明すべきである。

(お問い合わせ japan@hani.co.kr )

韓国語原文入力:2017/03/09 05:30 

http://www.hani.co.kr/arti/opinion/editorial/785709.html 訳T.W

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