登録 : 2017.03.30 22:20 修正 : 2017.03.31 06:31

中国国防部ブリーフィング 
「韓国はTHAADでは安全になれない」 
「ロシア反対」グローバルMD対応で連係も

THAAD敷地として星州ゴルフ場を提供したことと関連し、中国で不買運動など多様な報復措置に遭っているロッテが26日午後、ソウル中区のロッテ百貨店の外壁に中国語で「あなたを理解します、だから待ちます」という字句を掲示し注目を引いている/聯合ニュース
 中国が30日、高高度防衛ミサイル(THAAD)の韓国配備と関連して「言葉だけで済まさない」という強硬な立場を明らかにした。来月6~7日の米中首脳会談を控え、THAAD問題が本格的な議題に浮上する様相だ。

 中国国防部の呉謙報道官はこの日、月例の定例ブリーフィングで「THAAD装備が1、2カ月以内にすべて韓国に到着し、4月から稼動するだろう」という観測に対する質問に、「中国はすでに何回もTHAADの韓国配備に反対する立場を明らかにした」として「この席で二点を強調する。第一に、THAAD配備は韓国を安全にすることはできない。第二に、『THAAD配備反対』について中国軍は単に言葉だけで済ませはしないだろう」と明らかにした。

 呉謙報道官の発言は「行動」を伴った対応措置を示唆したわけだが、この日具体的な説明はなかった。これと関連して中国内ではメディアを通じて、THAAD配備地を狙ったミサイル配備▽レーダー干渉などを通した無力化▽中ロによるミサイル防御(MD)システム対応合同訓練などが議論されたことがある。

 特に、中国政府はTHAADの配備が米国のグローバルMD構築過程に該当するという立場を明確にしている。中国外交部の陸慷報道官は前日の29日に定例ブリーフィングで「THAADの韓国配備は米国のMD強化の一環であり、北東アジア地域の平和・安定に関係する」として「中国は関連各国が中国を含む地域内国家の合理的な憂慮を直視して、THAAD配備を中断することを再度求める」と述べた。最近、中国官営メディアはTHAADとMDを連結したり、ロシアのMD対応事例を紹介するなどの内容の文を相次いで掲載している。これは米国との対決構図を明確にし、ロシアとの共同対応を示唆する狙いもある。

 中国の強硬な態度は一週間後の習近平国家主席とドナルド・トランプ米大統領の初めての首脳会談で、THAAD問題と関連して中国が取ることになる立場をうかがわせる。陸慷報道官は30日、定例ブリーフィングで、習主席が4月4~6日にフィンランドを訪問した後、6~7日に米国を訪問してフロリダ州のパームビーチでトランプ大統領に会う予定だと明らかにした。陸慷報道官はこの日、具体的な日程や議題は説明しなかったが、朝鮮半島問題、南シナ海、貿易不均衡、為替レート問題などが主要議題になるだろうという観測が提起されている。

北京/キム・ウェヒョン特派員 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )

韓国語原文入力:2017-03-30 20:41
http://www.hani.co.kr/arti/international/china/788733.html 訳J.S(1318字)

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