登録 : 2017.02.09 05:20 修正 : 2017.02.09 08:18

CEOスコア、50大グループ総帥一家を調査 
創業世代より1年早く、役員に昇進 
「現場経験がないため報告書や周りに依存」

金の匙らの高速昇進を示すイラスト=ゲッティイメージバンク//ハンギョレ新聞社
 財閥の総帥一家は、入社後平均5年足らずで役員に昇進することが調査で分かった。

 企業経営成果評価サイト「CEOスコア」は8日、総帥がいる上位50大グループの総帥一家である208人の経営への参加現況を調査した結果、彼らが入社後、役員になるのにかかった時間は平均4年11カ月だったと明らかにした。彼らは平均29歳で入社し、33歳で役員に昇進した後、平均42歳で社長以上の最高経営者(CEO)の座に就いた。一般のサラリーマンが役員になるまでかかる時間(平均24年)と比べ、5倍近くも早い昇進だ。

 後代になるほど、総帥一家の昇進期間が短いことも分かった。創業1~2世代に該当する両親世代は平均29.5歳で入社し、5年1カ月後の34.6歳で役員になったが、3~4世代である“金の匙”の子供の世代は28.8歳で入社し、4年2カ月後の33歳で“企業の星”をつけていた。親の世代より1年近く役員への昇進期間が短縮されたのだ。企業規模は以前より大きくなったが、経験が少ない状態で意思決定を行う地位に就くということだ。

 50大グループ総帥一家のうち、一番若くして役員になったのは新世界のチョン・ユギョン百貨店部門総括社長で、24歳で役員として入社した。SBSメディアグループのユン・ソクミン副会長や韓化グループのキム・スンヨン会長は25歳で、サムスン電子のイ・ゴンヒ会長とサムタンのユ・サンドク会長は26歳で役員になった。大韓航空のチョ・ヒョンミン専務、アモーレパシフィックのソ・ギョンベ会長、韓化キューセルのキム・ドングァン専務、新世界のチョン・ヨンジン副会長、ソウル都市ガスのキム・ヨハン副社長は27歳で役員になった。

 最近、財界では現代重工業のチョン・ギソン専務と韓化キューセルのキム・ドングァン専務の速い昇進が目を引く。現代重工業のチョン・モンジュン大株主の息子であるチョン専務は2013年に首席部長として現代重工業に入社してから、2014年に常務、2015年には専務に昇進した。韓化グループのキム・スンヨン会長の息子であるキム専務は2010年に韓化に入社し、2015年に韓化キューセル常務、2016年には韓化キューセルの専務に昇進した。

 財閥総帥一家の早い役員昇進は「オーナーリスク」を増大させるという指摘もある。財閥企業2社で働いた経験がある経営コンサルタントは「財閥3世が急速に昇進した場合、現場経験がないため、報告書や周りの人物に依存して意思決定をするしかない。また、コミュニケーションや共感能力が劣り、まともなリーダーシップを発揮するのが難しい場合が多い」と話した。

イ・ワン記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr)

韓国語原文入力:2017-02-08 16:46
http://www.hani.co.kr/arti/economy/marketing/781818.html 訳H.J(1332字)

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