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大邱市、公共交通利用時にマスク義務化…13日からは過料も

登録:2020-05-06 06:25 修正:2020-05-06 07:38
クォン・ヨンジン市長、政府より強い防疫対策を発表 
「室内公共施設の開放は2週間、室外体育施設の開放も1週間延期 
保育園休園も今月末まで延長…開園は状況を見て」
クォン・ヨンジン大邱市長が5日午後、政府よりさらに強化したCOVID-19防疫対策を説明している=大邱市提供//ハンギョレ新聞社

 大邱(テグ)では公共交通利用時にマスク着用が義務化され、これを破る場合は13日から過料を払わせることが可能になった。

 クォン・ヨンジン大邱市長は5日午後、大邱市役所で記者会見を行い「市民がバスや地下鉄、タクシーを利用する際には必ずマスクをつけるよう行政命令を発動する」とし、「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が集中的に発生した大邱では、日常生活への性急な復帰よりは、より徹底的な防疫に重心を置かざるを得ず、外出する際には不便であってもマスクの生活化が必要だ」と明らかにした。彼は「今後1週間の広報啓発期間を経て、乗客が繰り返しマスク着用要求を断れば、行政命令違反で過料を払わせたり、感染病予防及び管理に関する法律の違反で刑事告発も可能だ」と付け加えた。

 これと共に大邱市は、公演会場、図書館、美術館、体育館などの室内公共施設の休館を19日まで2週間さらに延長し、サッカー場、テニスコート、ゴルフ場などの室外体育施設は1週間延ばす。COVID-19に対して最も脆弱な敬老堂や高齢者福祉館などの生活福祉施設も2週間さらに閉館し、保育園は今月末まで休園を延長した後、6月に開園するかはCOVID-19の状況を見守りながら決めることにした。

 クォン市長は「13日から始業する高校3年生は予定通り登校すべきだが、20日から予定されている初中高の残り生徒は、始業を延期してオンライン授業に振り替えればというのが個人的な考えだ。教育部の方針通りに従うしかないが、大邱市教育庁と協議して防疫対策を徹底的に立てる」と語った。

ク・デソン記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/area/yeongnam/943702.html韓国語原文入力:2020-05-06 02:41
訳M.S

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