大邱(テグ)の新天地教会の信者約1万人のうち3千人余りがこれまでに新型コロナウイルス(COVID-19)への感染が確認された。
クォン・ヨンジン大邱市長は4日午前、大邱市庁でCOVID-19対応に関する定例ブリーフィングを開き、このように明らかにした。クォン市長は「昨日までに大邱市で管理中の新天地教会信者1万914人のうち72.5%(7913人)が検査を受け、検査結果が通知された5715人のうち3168人が陽性の診断を受けた」と話した。クォン市長は「症状のない教会信者の陽性診断率は引き続き低くなっている」と付け加えた。
クォン市長は、所在が把握できなかった新天地教会信者24人のうち20人について所在が確認されたと明らかにした。大邱市は彼らに自宅隔離を通知した。まだ連絡がつかない大邱の新天地教会信者は4人だ。警察は彼らの所在把握に努めている。
大邱市は3日までに計2万3499件のCOVID-19診断検査を完了した。このうち、新天地教会の信者が受けた検査は7913件(33.7%)に達する。大邱では3日の一日で計3429件の診断検査のための検体採取がなされた。