日本軍「慰安婦」被害者のハルモニ(おばあさん)がまた一人、1日午前に死亡した。今年だけで6人目だ。政府に登録された日本軍「慰安婦」被害者239人のち生存者は34人に減った。
韓国挺身隊問題対策協議会(挺対協)は1日午前、フェイスブックを通じて「日本軍性奴隷制被害者のハルモニ1人が死亡した」と明らかにした。挺対協は「被害者のハルモニが昨夕、普段のように眠りについたが、朝になって確認したところすでに落命されていたという」として「家族の意志によりすべての葬儀手続きは非公開で行なわれる」と伝えた。
被害者のハルモニは17歳の時、一人で家にいて巡査にわけも分からないままに連行され、タイ、シンガポール、ビルマで「慰安婦」生活をしなければならなかったという。挺対協は「その後、強い衝撃と恥ずかしさのために身分を隠して一人で苦しい生活をされた」と説明した。
挺対協は「普段たずねれば、本当に明るくきれいな笑顔を見せるハルモニだった。人生の苦痛を全部忘れてやすらかな眠りにつかれるよう願う」として、故人の冥福を祈った。