日本軍「慰安婦」被害の事実を初めて世の中に知らせたキム・ハクスンさんの正義に燃える眼光と、自らビデオカメラで参加者を撮影してニコリと笑うチャン・ジョムトルさん、警察の盾にも決然と対抗したパク・ドゥリさんと降りしきる雨にも屈しなかったファン・クムジュさんの叫びに生き生きとした写真で再び会える展示が、ソウル市麻浦区(マポグ)城山洞(ソンサンドン)の戦争と女性人権博物館で開かれる。(社)韓国挺身隊問題対策協議会付設の戦争と女性人権博物館は、第1300回定期水曜集会(13日)を迎えて、故人になられた慰安婦被害者22人の生前の活動の姿とこれに連帯した市民の写真を集めて「水曜日、12時」特別展を開くと12日明らかにした。
1992年1月8日に始まった水曜集会は、単一主題・最長期の毎週集会の記録を更新し、25年間続いている辛い歴史だ。日本の真の謝罪を切実に望んだ被害者の切なる叫びは、未だ答を聞けずにいる。キム・ドンヒ副館長は「全身でその歴史を記録したおばあさんたちの足跡と、これに心を寄せた市民の連帯で、今後進む道を模索しようと今回の展示を準備した」と企画の意図を明らかにした。この展示はハンギョレとの共同主催で来月21日まで開かれる。