登録 : 2017.10.25 00:43 修正 : 2017.10.25 08:16

ロシアの国際会議で対話の余地を残す

チェ・ソニ北朝鮮外務省北米局長が21日、ロシアの経済安保研究センターで開かれた「2017モスクワ核不拡散会議」で発言している。チェ局長は「米国との問題が解決されるまでは6カ国協議に復帰しない」と述べた=モスクワ/タス 聯合ニュース
 北朝鮮外務省のチェ・ソニ北米局長が最近、「米国が敵視政策を放棄し、核保有国としての北朝鮮と共存する正しい選択をするなら、出口はあるだろう」と述べたことが24日に分かった。北朝鮮が対話の余地を残したものと見られている。

 チェ局長は今月21日、ロシアのモスクワで開かれた「国際核不拡散会議」の「朝鮮半島の緊張緩和」をテーマにした非公開セッションでこのように述べたと外交部当局者が伝えた。「米国の敵視政策の放棄」の具体的意味を問う質問に対し、チェ局長は「外交的・平和的解決のためには適切な雰囲気(right atmosphere)が形成されるべきだが、毎日トランプ大統領による脅しのツイートが続く状況で、北朝鮮は交渉テーブルに座れない」と答えたという。さらに「米国の軍事・核の脅威と経済制裁を通じた圧殺政策が続けば、北朝鮮は一歩も動かないだろう」とし、「非核化が明示された9・19共同声明(2005年の6カ国協議共同声明)にとらわれず、6カ国(協議)体制に復帰しない」と説明したという。

 チェ局長のこのような発言は最近、北朝鮮が国際舞台で明らかにした原則的立場と大きく変わらない。しかし、同局長が用いた「出口」や「適切な雰囲気」など一部の表現は、北朝鮮が交渉に乗り出せるという“シグナル”を送ったと解釈できるものであり、注目される。

 北韓大学院大学のク・カブ教授は「(チェ局長の発言は)交渉を開始するシグナルと見ることができる」とし、「テーブルに置いた議題は過去とは異なるものにならざるを得ない」と分析した。北韓大学院大学のヤン・ムジン教授も「条件付きで対話の余地を残したが、非核化だけを議題にする会談には応じないということ」だと指摘した。専門家らは、北朝鮮の微細な“シグナル”に韓米がどのような反応を示すかがカギだとして、来年初めに開かれる平昌(ピョンチャン)冬季五輪を対話を開始するきっかけにすべきだと強調した。

 一方、トーマス・バッハ国際オリンピック委員会(IOC)委員長は24日(現地時間)、ギリシャを訪問中の李洛淵(イ・ナギョン)首相と面会し、「北朝鮮が平昌五輪に参加できるように様々なチャンネルを通じて努力している」とし、「北朝鮮が参加する機会を与えるために技術的な措置を講じている」と明らかにした。

キム・ジウン記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr)

韓国語原文入力:2017-10-24 21:46
http://www.hani.co.kr/arti/politics/diplomacy/815893.html 訳H.J(1134字)
関連記事
  • 오피니언

multimedia

  • most viewed articles
    • hotissue