在韓米軍が最新型無人偵察機“グレーイーグル”(MQ-1C)部隊の配置を始めたと12日明らかにした。
配置地域は群山(クンサン)空軍基地で、規模は1個中隊だ。このグレーイーグル中隊は、在韓米軍2師団の第2戦闘航空旅団に配属される。在韓米軍は今回のグレーイーグルの配置に対して「陸軍1個師団にグレーイーグル1個中隊を配置するという米陸軍の戦略計画に従ったもの」とし「今回の配置で在韓米軍と韓国軍に重要な情報、監視、偵察能力が追加された」と明らかにした。
グレーイーグルは長さ8メートル、翼幅17メートルの中高度無人機で、最長30時間、最高時速280キロメートルで飛行できる。高画質情報収集能力を備えたグレーイーグルは無人攻撃機としても活用できる。8キロメートルほど離れた敵戦車を攻撃できるヘルファイア対戦車ミサイル4発と最新型小型精密誘導爆弾4発を装着できる。
在韓米軍は2015年8月、群山基地でグレーイーグルの試験飛行をしたことがある。当時グレーイーグルは飛行中に映像情報などをAH-64アパッチヘリコプターに伝送する能力を披露した。