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ソウル市、市民対象に日本軍「慰安婦」生涯史講演

登録:2017-02-10 22:25 修正:2017-02-11 06:41
「文書や写真、証言にみる『慰安婦』物語」事例集の発行記念 
今月22日、ソウル市庁3階の大会議室で開催
日本軍慰安婦制度の歴史と慰安婦被害女性の生涯史に関する講義を知らせるポスター//ハンギョレ新聞社

 日本軍慰安婦の歴史の真実が知りたい市民のためにソウル市が関連の講演会を開催する。

 ソウル市は10日の発表を通じて、今月22日午後2時、ソウル市庁3階の大会議室で日本軍慰安婦制度の歴史と慰安婦被害女性の生涯史の講義を行うと明らかにした。今回の講演は昨年末、ソウル市とソウル大学人権センターが発行した「文書や写真、証言にみる『慰安婦』物語」事例集(以下、事例集)をもとにしたものだ。著者のカン・ソンヒョン聖公会学東アジア研究所教授とパク・ジョンエ東国大学対外交流研究院研究員が講演を行う。事例集には、被害者10人の証言や米中連合軍の公文書、捕虜尋問資料、写真と地図など多様な歴史的な史料が紹介されている。

 参加申請は、ソウル市の公共サービス予約ホームページ(yeyak.seoul.go.kr)の教育申請を通じて21日まで受け付ける。先着順で150人を募集する予定だ。参加費は無料で、参加した市民には事例集を提供する。

チェ・ウリ記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr)
https://www.hani.co.kr/arti/society/area/782131.html 韓国語原文入力:2017-02-10 11:16
訳H.J(608字)

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