登録 : 2017.01.23 01:45 修正 : 2017.01.23 08:00

イ副会長令状棄却の後続措置 
チェ氏に対し合併介入など追及へ 
朴大統領の取り調べ日程を検討 
大統領府の家宅捜索時点と両天秤

イ・ギュチョル特別検察官補が22日午後、ソウル江南区大峙洞の特検事務室ブリーフィングルームで捜査状況に関して報告した後、記者の質問を受けている=共同取材写真//ハンギョレ新聞社
 パク・ヨンス特別検察官チームが出席要求に応じなかったチェ・スンシル氏(61・拘束起訴)の逮捕状を22日に請求した。特検チームは、裁判所で事前拘束令状が棄却されたサムスン電子のイ・ジェヨン副会長(49)の贈賄容疑の立証を補強するためには、チェ氏に対する直接調査が避けられないと見ている。

 特検チームはこの日、チェ氏の娘チョン・ユラ氏(21)の梨花女子大入試および学事特典疑惑と関連して業務妨害の疑いでチェ氏の逮捕状を請求した。特検チームは当初、朴槿恵(パク・クネ)大統領の収賄の共犯としてチェ氏の逮捕状を請求しようとしたが、贈賄の疑いを受けているイ副会長の事前拘束令状が棄却されたことにより、まず業務妨害の疑いでチェ氏の身柄を確保する方針にしたという。

 特検チーム関係者はこれと関連して「チェ氏の収賄関与疑惑に対する逮捕状は今後別に請求する予定」と明らかにした。

 特検チームはこれと共にチョン氏の梨大入試および学事不正疑惑と関連して、チェ・ギョンヒ前梨花女子大総長に対して業務妨害などの疑いでこの日事前拘束令状を請求した。

 特検チームは先月24日に初めてチェ氏を呼んで調査したが、チェ氏はその後、一カ月近く“健康上の理由”または“精神的ショック”などを理由に一回も特検チームの出頭要求に応じなかった。特検チーム代弁人のイ・ギュチョル特別検察官補はこの日午後、定例ブリーフィングで「この間、計7回チェ氏を召喚したが6回欠席した。欠席理由を検討した結果、昨日(21日)は根拠もなく強圧的捜査を問題視していると見て、出頭の意思がないと判断した」と話した。

 特検チームがチェ氏に対する召喚調査を進めようとするのは、イ副会長の贈賄容疑と関連して贈賄性の立証を補強するための措置と見られる。これに先立ち、裁判所は賄賂供与の容疑を受けているイ副会長の拘束令状を棄却する理由として、朴槿恵(パク・クネ)大統領に対する金銭支援の対価関係が明確ではないことを挙げた。これはイ副会長がミル・Kスポーツ財団への拠出金とチェ氏の娘チョン・ユラ氏(21)の乗馬訓練支援費を渡したことは事実だが、国民年金がサムスン物産・第一毛織の合併に賛成するようにしてほしいというイ副会長の具体的な請託があったかは、明確でないということだ。

 特検チームは、国民年金のサムスン合併賛成の背後にイ副会長側の直接・間接的な請託を受けた朴大統領とチェ氏の共謀関係があるという情況を把握し、チェ氏に対しサムスンの合併過程に介入したかを集中的に問い質す方針だ。特検チームは、チョン氏の乗馬訓練費支援業務のため、チェ氏と数回にわたり電子メールのやり取りをしたファン・ソンス大韓乗馬協会副会長(サムスン電子専務)を20日と21日、相次いで参考人として召喚し調査した。ファン専務は、チェ氏がドイツに設立した「パトロン会社」であるコレスポーツとコンサルティング名目で契約を結び、チョン氏の乗馬訓練費を送金する実務を担当した人物だ。特検チームは、チェ氏のものと見られる第2のタブレットPCから、チェ氏とファン専務がコレスポーツ法人の設立過程、サムスンの支援金授受内容などを議論した約100通の電子メールを確保した。特検チームは、ファン専務に対し、サムスン電子がチェ氏に資金を送った過程でイ副会長の経営権継承と関連した不正な請託があったか否かを調査した。

 特検チームは、大統領府の家宅捜査と朴大統領に対する調査時期を天秤に掛けている。イ・ギュチョル特別検察官補は「大統領府の強制捜査と朴大統領の取り調べは今回の捜査で必要と判断される。具体的な日程はまだ決まっていないが、問題がないように日程を調整し推進する計画」だと述べた。

キム・ジョンピル記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr)

韓国語原文入力:2017-01-22 19:22
http://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/779787.html 訳H.J(1514字)

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