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水曜集会25周年…少女像の隣に立ったハルモニ像

登録:2017-01-04 21:51 修正:2017-01-05 06:47
キム・ボクトン、キル・ウォンオクさんの銅像初公開 
少女像制作したキム・ソギョン、キム・ウンソン夫妻が製作 
今年4~5月頃、戦争と女性人権博物館に正式設置
4日昼、ソウル鍾路区の日本大使館前で、25周年を迎えた第1264回日本軍「慰安婦」問題解決に向けた定期水曜集会に参加したキル・ウォンオクさんとキム・ボクトンさんがハルモニ像の隣で記念撮影を行っている=パク・ジョンシク記者//ハンギョレ新聞社

 日本軍慰安婦問題の解決を求め、毎週水曜日に開かれる「水曜集会」が25周年を迎えた。この日を記念して作られた日本軍慰安婦被害者ハルモニのキム・ボクトンさん(91)とキル・ウォンオクさん(89)の銅像が少女像の隣で初めて公開された。

 4日昼、ソウル鍾路区(チョンノグ)中学洞(チュンハクトン)の日本大使館前で、韓国挺身隊問題対策協議会(挺対協)の主催で、通算第1264回目の水曜集会が今年初めて開かれた。1992年1月8日、宮沢喜一首相(当時)の訪韓に合わせて行われた水曜集会は、2011年の「東日本大震災」時を除いて、休みなく続いてきた。

 農楽隊「サルパン」が25周年を記念するために披露した楽しい農楽公演で、同日の集会の幕が開いた。キム・ボクトンさんとキル・ウォンオクさんが25周年を記念する餅ケーキのろうそくの火を吹き消すと同時に、ハルモニたちの銅像が公開された。銅像は平和の碑(少女像)を作った作家のキム・ソギョン、キム・ウンソン夫妻が製作した。彼らは行事が終わった後、銅像を回収して最後の仕上げ作業を行ってから、今年4~5月に麻浦区(マポグ)にある戦争と女性人権博物館に銅像を正式に設置する計画だ。

 挺対協は「水曜集会はこれまで戦争犯罪の認定、公式謝罪、法的賠償を日本政府に要求してきたが、韓日政府は被害者を排除した韓日『慰安婦』合意を行い、被害者の名誉を毀損して歴史を消し去ろうとした」としたうえで、「今日の集会が合意を廃棄して正しい解決に進むための希望に満ちた決議の場になることを願う」と明らかにした。

キム・ジフン記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr)
https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/777343.html 韓国語原文入力:2017-01-04 16:53
訳H.J(992字)

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