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セヌリ党イ・ミョンジン非常対策委員長、親朴系を痛烈批判「日本であれば切腹」

登録:2017-01-03 23:42 修正:2017-01-04 03:46
親朴系の中心人物に向けて「私なら議員辞職して農家をやる」 
離党した非朴系にも「山ほど糞をしておいて『糞したことない』などと言っていいのか」
セヌリ党のイン・ミョンジン非常対策委員長(右)が3日午前、党本部で元老らと会い「親朴の清算」など党刷新案について話している。この席には親朴系のチョン・ガプユン議員(後姿)とイ・インジェ元議員などが出席した。左はパク・メンウ党事務総長=イ・ジョンウ先任記者//ハンギョレ新聞社

 セヌリ党のイン・ミョンジン非常対策委員長の3日の「腹をくくった発言」は華麗で淀みなかった。自ら「牧師なので口を開けば説教する」、「修辞ができず政治的言語をうまく使えないので、思いつくままに発言する」としながらも、彼の全面攻撃的な言葉は息つく間もなく続いた。

 イン非常対策委員長の攻撃は主にソ・チョンウォン議員など「親朴系の中心人物」に集中した。彼は人的清算の必要性を強調するため、朴槿恵(パク・クネ)政権の失敗を挙げ「日本であれば切腹する。政治的道義であれ何であれ(自分たちが作った政府が)成功できなければ責任を負うのが人間ではないか。私だったら国会議員を辞職して農家をやる。人間になってから政治をやるべきだ」と主張した。また「昔は盲腸の手術で中身をぎゅっと絞り出した。最近は穴を開けて中にある核だけをくりぬく」と言い、親朴系の中心人物の離党を促した。「親朴の人的清算の対象が縮小されたのではないか」という質問には、「昔は腸もこれだけ切り取ったが、最近は医術が発達して問題の部分だけ切って出せばいい。(そうすれば)早く回復する」と答えた。

 イン非常対策委員長は、李明博(イ・ミョンバク)前大統領の離党について「今日のわが国の国政の困難は、朴槿恵政権の時だけでなく、李明博政権の時からだ。この方(李前大統領)がMB政府の功罪を全部持って出ていったのではないか」と「とげ」を表した。イ・ジョンヒョン前セヌリ党代表の離党と関連しては「あまり頭にはなかった方だが、大きな決断と困難な党に活路を開き、前代表として模範を見せてくれた」と評価し、「親朴系の中心人物」と比べた。

 イン非常対策委員長は改革保守新党(仮称)も辛らつに批判した。イ前代表の離党を取り上げ、「ではその前の元代表はどうするのか」と言い、金武星(キム・ムソン)元代表を攻撃する一方、「親朴系中心人物の清算後の新党吸収説」を否定し、「ここ(セヌリ党)に山ほど糞をしておいて逃げて『私は糞をしたことがない』などと言っていいのか」と非難した。また彼は「新党の多くの方々が金の匙をくわえて生まれ、庶民の痛みを知り経験したことがない方々」とし、「庶民保守といって国民たちが信じるだろうか」と反問した。

 彼は潘基文(パン・ギムン)前国連事務総長に対しては「潘基文氏もわが党の道徳的基準に合わなければならない。来るとしても検証するだろう」と話した。彼はまた「わが党の協力を得なければ誰も大統領にはなれない。私たちが(大統領選候補を)選び取ることができる」とし、「不妊政党だというが、人工受精も可能だし、養子を受けるかもしれず、高齢出産するかもしれず、わが党の中に立派な候補が多い」と強調した。

キム・ジンチョル記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/politics/assembly/777242.html 韓国語原文入力:2017-01-03 22:53
訳M.C(1491字)

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