登録 : 2016.11.11 00:25 修正 : 2016.11.11 07:30

全国が「国政壟断」怒りの波 「民衆総決起で国民の力を見せつけよう」 
釜山1万人、蔚山5千人、全羅北道4千人 
光州では貸切バスの調達が難しいほど 
 
「朴槿恵退陣」「セヌリ党解体」 
一般の国民たち、怒り噴出 
プラカード作り町を巡回し集会も

忠清南道公州の40代の一般の主婦たちが10日午前、公州市新官洞のセヌリ党チョン・ジンソク院内代表の事務所前で朴槿恵退陣とセヌリ党解散を要求する記者会見を開いている=憤怒する公州女性たち提供//ハンギョレ新聞社
 全国各地で朴槿惠(パク・クネ)-チェ・スンシルゲートに憤った主婦、農民、地域住民など、平凡な一般市民が朴槿恵大統領の退陣とセヌリ党の解体を求める時局宣言やキャンドル集会に参加している。彼らは「あきれた現実にじっとしていられない」と語った。12日、ソウル行きの貸切バスが増え、光州(クァンジュ)では貸切バスを借りるのが難しいほどだ。

 10日午前10時、忠清南道公州市(コンジュシ)新官洞(シングァンドン)のチョン・ジンソク国会議員事務所前で「憤怒する公州女性たち」という団体が「朴槿恵大統領退陣とセヌリ党解散命令」を掲げ記者会見を開いた。彼女たちは「李明博(イ・ミョンバク)、朴槿恵政権の9年間、若者や非正規労働者たちは路頭に追いやられ、家計負債は1300兆ウォン(約120兆円)を超えるなど、国民は生活苦を叫んでいるのに、陰の実力者チェ・スンシル一党や財閥らは庶民の苦労で私腹を肥やしてきた。不平等な世の中をつくったセヌリ党は今回の事態の共犯であることを自白し、直ちに党を解散せよ」と要求した。

 記者会見の内容だけを見れば、「憤怒する公州女性たち」は市民運動家のようだ。しかし、「憤怒する公州女性たち」は平凡な40代の女性6人が作った。ただの友達だった彼女たちは最近、食事をしながら朴槿惠-チェ・スンシルゲートの話を始めたところ、皆が怒りを抑えられず「おばさんたちの怒りを世にぶちまけよう」と意見が一致した。ちょうどセヌリ党のチョン・ジンソク院内代表の選挙区事務所が公州にあり、その前で記者会見を開くことにした。

 午前10時は主婦たちが集まるには早めの時間であるため、この日の記者会見には10人ほどが参加した。彼女らは生まれて初めて書いた記者会見文を読み、チョン議員の事務所にレッドカード(撤退)を貼りつけるパフォーマンスもした。記者会見に参加したイ・サンミさん(48)は「記者たちが電話で『団体の性格は何か、このような会見を、なぜ、どのような意図でおばさんたちが行ったのか」と聞きます。このような質問に腹が立ちます。主婦も国民の一人として国のあり方を正そうと言っているんですよ」

 大田関雎共同体連合はこの日午後7時、大田市(テジョンシ)関雎洞(クァンジョドン)の馬峙(マチ)広場で「朴槿恵下野を要求する」時局宣言とキャンドル集会を行った。関雎洞は大規模なマンション団地が建設された新市街地で、関雎共同体連合はここに住む住民のうち町の図書館、町の新聞、相互扶助共同体の会員などで構成された地域住民の集まりだ。

 この日、住民たちは言いたい言葉を書いたプラカードを自ら作り、子どもたちと一緒に町を一周するキャンドル集会を開いた。言いたいことが多い人は演説し、店を営業する住民は代わりに彼らに目礼で応えた。

 関雎共同体連合のクォン・スヨン代表は「あきれたこの状況を一緒に話しあってみよう」という住民たちが多かったため集会を開いたと説明した。クォン代表は「今の状況は『これは違う』と思うし、国民であれば腹を立てるのが当然だ。大きなことばかりが世の中を変える力になるのではないので、地域のレベルで私たちの怒りを分かち合って話せばいい」と話した。

 7日には「慶尚南道地域の生徒保護者一同」の名前で、保護者2344人が慶尚南道昌原市(チャンウォンシ)の慶南道庁入り口で時局宣言記者会見を開き、「大統領の3回目の謝罪文は『下野談話文』になることを期待する」と述べた。昌原、晋州(チンジュ)、梁山(ヤンサン)、金海(キムヘ)などに住む彼らは、4日の朴大統領の2回目の謝罪文の発表を見た後、SNSを通じて「子どもたちの前で恥ずかしくてたまらない」と言い、怒りを共有しあう過程で自然に時局宣言をすることで意見が一致し、署名を集めた。

 「歴史的瞬間を共にしよう」とし、12日にソウルで開かれる「民衆総決起大会」に参加するため上京する熱気も高まっている。10日「朴槿恵退陣・光州市民運動本部」側の言葉を総合すると、光州地域の80あまりの市民社会団体は団体別に40人乗り大型バス約250台を貸し切り、約1万人が12日の集会に参加する。光州市民運動本部のキム・ヨンジョン執行委員長は「団体に所属していない普通の市民たちも『いくら何でもあんまりだ。ソウルの集会に参加したい』と、参加方法を問い合わせてきている。社会団体がむしろ民心について行く形になり驚いている」と話した。

 55世帯が暮らす小さな農村である全羅南道潭陽郡(タミャングン)大徳面(テドクミョン)の住民約20人も12日、ソウルでの集会に向かうため観光バス1台を借りた。この村の住民であるオ・ボンロクさん(55・農業)は「朴槿恵大統領を退陣させなければならないという大勢が形成された後、歴史が変わるときの一助にならなければという雰囲気が強い」と話した。釜山(1万人)、蔚山(ウルサン、5千人)、慶尚南道(1万3千人)、全羅北道(4400人)からも市民が観光バスに乗って12日のソウル民衆総決起集会に参加する予定だ。

光州・昌原・大田/チョン・デハ、チェ・サンウォン、ソン・インゴル記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr)

韓国語原文入力:2016-11-10 21:27
http://www.hani.co.kr/arti/society/area/769807.html 訳M.C(2520字)

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