登録 : 2016.11.06 01:37 修正 : 2016.11.06 06:53

5日、光化門広場で第2次汎国民行動キャンドル集会開かれ 
先週は「崔順實」…この日は「朴槿恵」 
「大統領談話を見て余計に腹が立って」 
「謝罪ではなく退陣」

5日、光化門広場で開かれた第2次汎国民行動キャンドル集会//ハンギョレ新聞社

 怒れる「一般市民」が街頭にあふれ出た。5日、ソウル都心で開かれた朴槿恵(パク・クネ)大統領糾弾集会には、主催側推算20万人に迫る人波が押し寄せた。多くの参加者が「集会は初めて」と話した。制服を着た青少年、学生、乳母車を押したり幼い子供の手を握って出てきた家族連れ、宗教人など階層も多様だった。先週の集会では「崔順實…」(チェ・スンシル)と叫ぶ人が多かったが、この日は「朴槿恵…」(パク・クネ)だった。参加者は「朴槿恵は退け」、「謝罪ではなく退陣せよ」などのスローガンを自然発生的に声を限りに叫んでソウル都心を行進した。釜山、大邱(テグ)、慶州(キョンジュ)、光州(クァンジュ)、済州(チェジュ)などでもロウソクのあかりが燃え上がり、全国で約30万人が集まったと主催側は推算した。

 5日午後4時から民衆総決起闘争本部などが主催する第2次汎国民行動キャンドル集会が光化門(クァンファムン)広場で開かれた。前日、朴大統領が謝罪談話文を発表したが、参加人員は先週末(10月29日)の1次集会より大幅に増え、主催側推算20万人(警察推算4万人)に達した。

 市民は激しく不満を吐き出した。ガールフレンドと一緒に集会に出てきたチョン・セジン氏(23)は「皆、崔順實の話ばかりしている。国の姿が話にならない。私が選んだわけでもないのに、なぜ被害をこうむらなければならないのか」として「朴槿恵大統領も問題だ。昨日の談話文を見て情けなかった。感情に訴えるだけで、責任を回避する姿だった。腹が立って集会に出てきた。今回集会に初めて出てきた」と話した。高校時代の友人1人と参加したM氏(66)は「国を代表する大統領が、自らの役割もできないくせに席に居座っているのが不当で出てきた。既成世代がきちんとできなくて、若者たちにこのような姿を見せて、そんな気持ちで責任を感じて参加した。国民がまともに生きられる国になってほしい」と話した。チョン・ホジョン氏(49)は「今までデモは偏狭だと考えて一度も参加したことはなかった。でも今回の事態は、すべての国民が共感するしかない腹立つ事態だ。出て来たくても出て来られない友達がいるのでカカオトークで生中継中だ」と話した。Y氏(59)も「娘に自分から声を掛けて一緒に来た」として「国民が国民として待遇されなくなっている。朴槿恵大統領は、国民を国民として見ていない。崔順實ゲートも、法や国民を見くびった結果起きたことだ。何も分かっていないならず者のやることだ。退陣すべきだ」と話した。

5日、光化門広場で開かれた第2次汎国民行動キャンドル集会//ハンギョレ新聞社
5日、光化門広場で開かれた第2次汎国民行動キャンドル集会//ハンギョレ新聞社

 デモ行進の後、光化門広場で再び集会が開かれた。観客席に座っていた韓神大のキム・ヨンオク客員教授が飛び込みゲストとして舞台に上がった。彼は「檀君以来、いかなる集会とも性格が違う」として「私たちは革命をしなければならない」と主張した。彼は「今この場に座っている皆さんは、単に政権退陣のために座っているのではない。私たちが願うのは新しい人生、学問、哲学、意識、文化…新しい人生を望んでいるのに、あまりに古臭い人生を続けさせようとする邪悪な集団があちこちにうごめいている。これを処理するのは政治家が弾劾して済むことではなく、専ら私たち国民の意識運動で、民衆の行進ですべての輩を掃き捨てなければならない」としてこのように話した。

 行進に先立って開かれた1部行事で時局演説の舞台に上がった梨花女子大総学生会長のチェ・ウンヘさんは「どんな国で生きているのか、本当に民主主義国家なのか疑問だ。梨花女子大ではチョン・ユラの裏口入学でチェ・ギョンヒ総長が退陣した。チェ・ギョンヒ総長事態が終わりではなかった。崔順實は全国各地で韓国の民主主義を侵害し、憲政秩序を破壊していた」として「朴槿恵政権は真正性の見られない謝罪文を発表した。国民は奪われた権力を取り戻すだろう」と話した。3人の娘がいるというあるお母さんも舞台に上がって「子供たちに童話の本を読んでやり、正直に誠実に生きなければ天罰を受けると教えた。経済的に裕福でなくとも、お父さんが誠実に懸命にお金を稼いできてくれ、お前たちはお父さんやお母さんを誇らしく思わなければいけないと言って育ててきた。でも、馬を買ってあげられない私や夫は誇らしい両親ではない。どうして、こんな恥ずかしさが私たちの責任になるのか。もう一度、子供たちにとって誇らしい両親になりたい」と話した。

 当初警察はこの日のデモ行進を許可しなかった。しかし、参与連帯の集会禁止通知執行停止仮処分申請を裁判所が受け入れた。ソウル行政裁判所行政4部(部長キム・ククヒョン)は「申請人がこの事件の集会・デモによる交通不便を最小化するために、300人の秩序維持者を配置する計画を立てている」として「申請人は1週間前にも類似の集会・デモを開催したが、大きな混乱はなく平和的に終えられた」と指摘した。裁判所は「交通不便が予想されるが、集会・デモの自由を保障することに伴うもの」として「交通疎通の公益が集会・デモの自由を保障することに比べて大きいとは見難い」と明らかにした。また「この集会・デモが禁止されれば、不法集会・デモになる。自発的に参加する国民の表現の自由が萎縮するおそれがある」と付け加えた。

5日、光化門広場で開かれた第2次汎国民行動キャンドル集会//ハンギョレ新聞社

 警察は裁判所の決定により道路の行進は許容したものの、デモ隊の大統領府進入を防ぐため、光化門の世宗大王像付近に車壁を設置した。警察は歴代最高水準の220中隊1万7600人の警察力を動員した。

 朴槿恵大統領の政治的故郷である大邱(テグ)と慶尚北道でもこの日「退陣」要求集会が開かれた。大邱地域の市民・社会団体と労働団体関係者など1千人余りは午後6時から大邱中区の2・28記念公園で「政権退陣、大邱1次時局大会」を開いた。集会後参加者は半月堂までの約1.2キロメートル区間で街頭行進を行った。この他に、慶州(キョンジュ)、光州(クァンジュ)、江原道原州(ウォンジュ)、済州(チェジュ)などでも集会やキャンドルデモが行われた。

 公式行事は夜9時頃に終わった。だが、市民は夜遅くまでKT光化門支社前の広場で自由発言を続けた。この日の参加者の規模と熱気は、当初の主催側予想をはるかに跳び越えた。これに伴い、全国から各団体の勢力がソウルに集結することになっている来週12日の民衆総決起集会は「朴槿恵退陣」を叫ぶ市民デモの絶頂になると見られる。

コ・ハンソル、パク・スジン記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )

韓国語原文入力:2016-11-05 22:45
http://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/768939.html 訳J.S(2848字)

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