登録 : 2016.06.19 22:26 修正 : 2016.06.20 06:53

国定政歴史教科書廃止決議案も発議する予定

市民社会団体のメンバーたちが1月19日、ソウル中区の言論会館国際会議場で開かれた「国定教科書事態に際した市民社会時局宣言」で市民の目を隠す意味で「国定教科書」と書かれた鉢巻きで目を隠している=キム・ミョンジン記者//ハンギョレ新聞
 「共に民主党」と「国民の党」所属議員が学校の国定教科書を廃止する内容を盛り込んだ法案を提出し、「国定教科書廃止に向けた共同戦線」を行動に移し始めた。野党3党は「国定歴史教科書廃止決議案」(仮)も共同発議する予定で、国定教科書の導入をめぐり与野党の「第2次歴史戦争」が予想される。

 イ・チャンヨル議員など共に民主党議員26人と、クォン・ウンヒ議員など国民の党所属議員7人の33人は、政府の歴史教科書国定化を防ぐための「国定教科書退出法」(小中教育法改正案)を共同発議したと、19日、明らかにした。同法案は、中高校の授業では、国が著作権を持つ国定教科書は使用できないように定めたものだ。発議に参加した議員たちは、提案の趣旨で「歴史教科書国定化は、教育の中立性と自律性、学問の多様性を確保する憲法の価値を否定しており、それ自体が違憲だ」と説明した。現在国定教科書は、小学校だけで使用されているが、昨年11月に政府が中高校歴史教科書国定化国の告示を強行し、来年3月からは中高校でも国定教科書を使うことになった。

 国会教育文化体育観光委員会幹事の共に民主党のト・ゾンファン議員は、昨年末党論法案として発議したが、第19代国会の任期満了で廃棄された「国定教科書阻止特別法」(歴史教科用図書の多様性保障に関する特別法案)を直ちに再発議する予定だ。総選挙で「国定教科書の阻止」を公約に掲げていた共に民主党は、議員総会で国定教科書退出法案を党論化する案をめぐり議論する予定だ。同党のピョン・ジェイル政策委員会議長は、「国定教科書に対する反対は第19代国会当時のわが党の党論であるため、特別な事由がない限り、党論の変更はないだろうが、具体的な形についてはもう少し考える必要がある」と述べた。

 また、共に民主党、国民の党、正義党の野党3党の院内首席副代表は、今週会合を開き、国定歴史教科書廃止決議案の発議の問題を協議する予定だ。国民の党のパク・チウォン院内代表は、ハンギョレとの電話インタビューで「これまで(国会)開院に向けた業務に追われ、積極的に推進できなかったが、国定教科書の廃止はすでに野党の間で合意された事案であり、段階的に解決していく」と語った。正義党のノ・フェチャン院内代表も、「国定教科書の廃止は、国民に対する約束」としたうえで、「廃止決議案の発議などをめぐり、野党の間で水面下の打診を行っている」と説明した。しかし、与党のセヌリ党は国定歴史教科書の廃止に反対しており、野党の法案や決議案が国会を通過するまでにはかなりの難航が予想される。

オム・ジウォン記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr )

韓国語原文入力: 2016-06-19 18:42

http://www.hani.co.kr/arti/politics/politics_general/748805.html訳H.J

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