登録 : 2016.06.14 07:48 修正 : 2016.06.14 08:17

検察、ロッテホテル秘書室にある秘密の空間に 
辛格浩会長の金銭出納簿・通帳など押収 
ロッテショッピングの損失規模も3兆~4兆ウォン

12日、検察の家宅捜索など秘密資金の捜査が続くソウル中区のロッテグループ本社に緊張感が漂っている=キム・ボンギュ先任記者//ハンギョレ新聞社
 ロッテグループ不正資金事件を捜査している検察が、ロッテグループが中国に大規模な投資を行う過程で、数千億ウォンの公金を横領した状況をとらえ、秘密資金として使われた可能性があるとして捜査している。また、検察はソウル中区のロッテホテル33階の秘書室内にある秘密の空間で、辛格浩(シンギョクホ)総括会長の金銭出納資料と通帳などを大量に確保した。

 13日、当局関係者らの話を総合すると、ロッテショッピングは香港法人のロッテショッピング・ホールディングスを通じ、最近5年間で中国に大規模な投資を行う過程で3000億ウォン(約270億円)台の会社資金を横領していた。ソウル中央地検特殊4部(チョ・ジェビン部長)と先端犯罪捜査1部(ソン・ヨンベ部長)は、国税庁を通じて最近確保した税務資料と、ロッテグループの家宅捜索で確保した会計帳簿を分析し、ロッテショッピングが中国の投資過程で横領・背任を犯した端緒をつかんだ模様だ。

 ロッテショッピングの中国の不良投資問題は昨年、辛東主(シンドンジュ)SDJコーポレーション会長と辛東彬(シンドンビン)会長の経営権争いの過程で本格化した。辛東主会長側は「ロッテショッピングは2011年から5年間で3兆ウォン(約2700万円)に達する巨額資金を海外に投資したが、中国事業で惨憺たる失敗をした。海外事業で常識では理解しがたい無理な投資を繰り返した」と主張した。ロッテショッピングの累積海外投資損失は1兆ウォン台になるとされるが、実際に会計帳簿を通じて把握された損失規模は、それより3~4倍大きいという。検察関係者は「ロッテグループの海外取引き部分も問題があるか確かめることになるだろう」と話した。

 検察は同日、辛格浩総括会長の資金管理担当秘書だったイ氏の義の妹の自宅で、辛総括会長が隠していたとみられる現金30億ウォン(約2億7000万円)と金銭出納帳などの関連書類を確保したと明らかにした。検察が押収した金と書類は、ロッテホテル34階にある辛総括会長執務室内にある個人金庫にあったものだった。イ氏は「兄弟の乱」と呼ばれるロッテの経営権争い当時に解任され、資料の引き継ぎをせずに外部に持ち出したと供述したと検察は明らかにした。

 検察はまた、辛総括会長の秘書室がある33階の秘密の空間で、通帳と書類などを確保した。ロッテグループは「辛総括会長が系列会社から毎年受け取った配当金や給料の100億ウォンの一部」と釈明したという。検察はまた、辛東彬会長も毎年200億ウォン近い金を受け取ったという供述を確保した。検察関係者は「資金規模が大きく、その性格について捜査を進めている」と明らかにした。

 一方、ホテルロッテは同日、金融委員会に上場撤回の申告書を提出し、有価証券市場の上場を無期限延期すると公示した。

ソ・ヨンジ、キム・ジフン記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr )

韓国語原文入力:2016-06-13 22:54

http://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/748075.html?_fr=mt1訳Y.B

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