「国民の党」の安哲秀(アンチョルス)共同代表が次期大統領選の選好度で1位に浮上した。 韓国ギャラップが2014年8月以降、毎月1回ずつ同様の調査を始めてから初めてのことだ。
韓国ギャラップは4月26~28日、全国の成人1001人を対象に調査した結果、安哲秀代表に対する選好度が21%と、先月の調査(10%)より11%ポイント上昇したと29日明らかにした。 16%で1位だった「共に民主党」の文在寅(ムンジェイン)前代表は1%ポイントの上昇にとどまり、2位になった。 3位はソウル・鐘路(チョンノ)でセヌリ党候補として落選した呉世勳(オセフン)元ソウル市長(7%)で、4位は朴元淳(パクウォンスン)ソウル市長(6%)、5位は劉承ミン(ユスンミン、ミンは日に文)セヌリ党元院内代表(4%)だった。金武星(キムムソン)セヌリ党代表と、キム・ブギョム「共に民主党」当選者がそれぞれ3%で共同6位、アン・ヒジョン忠清南道知事が8位(2%)。
安代表が次期大統領選の選好度調査で1位になったのは、国民の党が4・13総選挙で38議席を獲得し第3党に浮上して注目を浴び、党とともに存在感が高まったためと分析される。
地域別に見ると、ソウルでは安代表の支持率が26%で文前代表(12%)をリードしており、光州・全羅道でも安代表(28%)が文前代表(18%)をかなり引き離した。 仁川・京畿道では、安代表が22%で文前代表(19%)をわずかに上回った。 その他の地域では文前代表の支持率が安代表より高かった。 年齢別には、19~29歳で文元代表と安代表がそれぞれ26%、30・40代では文前代表が安代表をリードした反面、50・60代では安代表が文代表より高かった。
国民の党のキム・ギョンロク報道官は「総選挙の結果が反映されるとともに、総選挙後に他党に比べ党内の問題を円滑に解決していた点が肯定的に反映されたようだ」、「期待を充足させていくべきだという負担感のもとで、さらに慎重に努力する」と述べた。
この調査は予備調査で、与野党の区別なく好感度上位1~8位を基準で実施し、95%信頼水準に標本誤差は±3.1%ポイント。 携帯電話に任意でかける方式で行われた。
韓国語原文入力:2016-04-29 21:03