今回は遊客(ヨウカー、中国人観光客)8千人が“報賞観光”でソウルを訪れる。 単一団体の観光客数としては過去最大規模だ。
ソウル市は、中国の中脈健康産業グループ社員8千人が来月ソウルに来ると7日明らかにした。 中脈健康産業グループの報賞観光は昨年8月、パク・ウォンスン市長が北京を訪問して直接誘致した。 当時「2015北京ソウル観光マイス説明会」に参加したパク市長は、イベント会場で中脈健康産業グループからソウル観光を約束された。 同企業は2010年から、毎年優秀な社員を対象に報賞観光を実施している。
これに先立ち今月12日からは、シンガポールのプルデンシャル社の社員千人が4泊5日の日程でソウルを訪れる。 最近シンガポールではドラマ『太陽の後えい』が人気を博すなど韓流ブームが起きている。同団体は15日に良才洞のATセンターでベストK-POPドレッサー・ダンサー選抜などの韓流に特化したイベントを楽しむ予定だ。 ソウル観光名所の景福宮(キョンボックン)と北村の韓屋村(ハノクマウル)などを訪問し、韓服試着、キムパブ(海苔巻き)作りなど韓国文化体験も行う。
企業の会議、報賞観光、コンベンション、展示会などのマイス(MICE)産業は、昨年の中東呼吸器症候群(MERS)事態で萎縮したが、最近になり回復傾向を見せている。