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ソウル大公園「食いしん坊1位」はアジア象…1日の食費は7千円

登録:2016-04-06 23:13 修正:2016-04-07 07:16
アジア象=資料写真//ハンギョレ新聞社

ソウル大公園「食いしん坊ベスト10」公開 
アジア象、1日に102.33キロ食べ 
小食は0.2グラム食べるタランチュラ 
バッタの一日の食費は僅か0.1円

 ソウル大公園のアジア象は一日平均で餌を102.3キロ食べてしまう。 1日の食費だけで7万4700ウォン(約7100円)だった。 一方、バッタは1日に白菜の葉を3グラムしか食べず食費は1ウォン(0.1円)だった。

バッタ= 資料写真//ハンギョレ新聞社

 ソウル大公園は310種の動物の中で最も多く食べる動物「食いしん坊ベスト10」を6日公開した。

 1位に輝いたアジア象は、1日に102.3キロを食べ、排泄量は150キロにもなった。年間の食費は何と2726万余ウォン(約260万円)だ。 2位の白サイが27.01キロ食べるのと比較すれば圧倒的な差だ。

ゴリラ= 資料写真//ハンギョレ新聞社
サイ= 資料写真//ハンギョレ新聞社

 1日に8.9キロを食べ7位を占めたローランドゴリラは、食費の順位では2位だった。元来は果物中心の食事を楽しんでいたが、体重が増えすぎて栄養士が2013年からセロリ、レタス、フダンソウのような野菜中心の献立に変えた。 その結果、100キロに肉迫していた雌の「コリナ」は健康体重の85キロまで減らすことに成功した。

タランチュラ= 資料写真//ハンギョレ新聞社

 逆に1日にコオロギ2、3匹(約0.2グラム)を食べるクモのタランチュラは、ソウル大公園の代表小食家に選ばれた。 食費が最も少なく済む動物は、白菜の葉を3グラムしか食べず1ウォン(0.1円)で済むバッタだった。

 ソウル動物園の動物3600匹余りが1年間に食べる餌の量は合計1241トン、1日平均3.4トンだった。 昨年1年間にかかった餌の購入費は20億717万2000ウォン(約1億1200万円)で、動物園の入場収入45億ウォン余(4億3000万円)の44.4%を占めた。

ウォン・ナギョン記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/738464.html 韓国語原文入力:2016-04-06 11:35
訳J.S(993字)

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