登録 : 2015.05.12 08:39 修正 : 2015.05.12 10:17

 ソウル大公園の南方大イルカ2頭
 無振動車量など利用して14日済州島に
 適応訓練後6~7月頃に海に戻す

ソウル大公園にいる南方大イルカのポクスニとテサニ //ハンギョレ新聞社
 チェドリ、サムパリ、チュンサミに続き2頭のイルカが、14日に済州沖の海に戻される。ソウル大公園にいる南方大イルカのポクスニとテサニが主人公だ。イルカが海に戻る旅程には、半導体輸送用無振動車量に貨物チャーター機まで動員される。

 ポクスニとテサニは14日午前、京畿道・果川(クァチョン)のソウル大公園から仁川(インチョン)空港に移動する。約70キロ、車両で1時間ほどの距離だが、感覚が鋭敏なイルカには侮れない旅となる。このため半導体や敏感な実験装備、高価な美術品を運び出す無振動車量を使ってイルカのストレスを減らすことになった。

 イルカを移動させる水槽の水もクチバシが浸からないくらい入れ、同乗した飼育係りと獣医師がイルカの体に水をかけ続ける。下あごから出る音波で疎通するイルカが、狭い水槽に閉じ込められ、移動の間にストレスをあまり受けないようにするための措置だ。

 仁川空港に到着したイルカは、アシアナ航空貨物チャーター機に乗って済州空港まで移動する。この時も獣医師と飼育係りが同乗する。貨物チャーター機だけで3000万ウォン(約330万円)の費用がかかるという。済州島に着いたイルカは再び無振動車量に乗せられ、済州島朝天邑咸徳里のチョンジュ港近くにあるカドゥリ訓練場に移される。

 ポクスニとテサニは健康と費用の問題で帰郷が遅れた。ポクスニは2009年5月に海に放たれたチェドリと一緒に済州近海で捕えられた。テサニはそれから2カ月後に捕えられた。2013年3月に大法院(最高裁)が捕獲したイルカ没収判決により海を戻される道が開かれたが、雌のポクスニはあごとクチバシが歪み、テサニは上クチバシ一部が切られ、容易には決定できなかった。長期間の水槽生活でうつ病も患っていたという。結局、他のイルカより2年遅れて海に戻されることになった。

 今回のイルカ野生放流には海洋環境管理公団、鯨研究所、ソウル大公園だけでなく、動物保護団体の動物自由連帯、ハットピンクドルフィンズ、カラが力を結集させた。

チェ・ウリ記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr )

韓国語原文入力:2015-05-11 21:24

http://www.hani.co.kr/arti/society/environment/690743.html訳Y.B

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