登録 : 2016.04.05 00:30 修正 : 2016.04.05 08:30

障害者に対する子供たちの認識を改善するための教育人形作りに向けてクラウドファンディングに乗り出したアトチームのユン・ヒェリン代表(右端)などのチームメンバーが、自分たちが作った製品を見せている=ホン・ヨンドク記者//ハンギョレ新聞社

始華工具商店街で青年創業の夢
障害者教育用の人形、14万6千円が目標
デート暴力防止用のブレスレット
16万5千円の投資募る

 若者たちが障害者差別やデート暴力など、蔓延した社会問題を直接解決するために、いわゆる「公益的創業」を企画し、クラウドファンディングにも乗り出した。クラウドファンディングとは、SNSなどを通じて小規模の支援と投資などの目的のために、市民の資金を集めることをいう。

 4日、京幾道始興(シフン)市正往(チョンワン)洞の始華工業団地内の始華工具商店街に位置するジオゥン商店街地下1階の始興文化発電所「蒼空」で会った大学生のユン・ ヒェリン氏(22)は、「障害に対する適切な認識」に向けた教育用紙人形の「エイブル・トイ」を見せてくれた。子どもたちが日常生活の中で障害者にどのように接するべきなのかを、ロールプレイを通じて学べる教具だ。

 ユン氏がこの作業に乗り出したのは、昨年末、始華公団の労働者や市民、若者のための複合文化空間である始興文化発電所「蒼空」の青年創業プログラム、「世界を変えたい若者たちよ、夢をファンディングせよ」というタイトルの「夢夢ファンファン」プログラムに参加してからだった。

 ユン氏は、2カ月に渡り31時間もの間、クラウドファンディングの理解とチーム別クラウドファンディングプロジェクトの作成、デザインやマーケティングなどの講義を受講した。この過程で障害者に対する認識の改善に志を共にした3人の仲間とプロジェクトチームの「アトチーム」を結成してエイブル・トイを作った。製品の販売価格は9500ウォン(約922円)から2万9500ウォン(約2900円)だ。

 デザインを担当したイム・サンビン氏(23)は、「軍隊で足を痛めて、歩くのに少し問題がある。障害者に対する認識が良くなったとしても、直さなければならない部分が多い。私たちの製品は、幼い時から障害について適切な認識を持つように教育する良い教具」と話した。

 「エイブル・トイ」のクラウドファンディングの目標額は、今月23日まで150万ウォン(約14万6000円)だ。アートチームのキム・インジェ氏(25)は、「目標を達したら、製品を生産し、収益金は紙の人形をさらに制作し、始興地域児童センター協議会に寄付する予定だ」と述べた。

 ここで会った別のプロジェクトチームのザ・ファースト・ペンギンチームは、デートの暴力の防止のためのブレスレット「約束スレット」の試作品を発表した。 「約束スレット」は、今月18日まで170万ウォン(約16万5000円)の資金調達を目的としている。安定した販路をクラウドファンディングで確保する共に、意識も高めるという趣旨だ。目標額に達したら、製品を生産できるが、到達できないと、そのプロジェクトは中断される。

 「蒼空」のマネージャー、カン・ジヒェ氏(30)は、「夢夢ファンファンは若者には公益的な目的の社会参加の機会を提供し、社会的には若者のアイデアを通じて社会問題に対する大衆の関心を喚起することをこと目指している。ぜひとも成功して欲しい」と語った。製品は、ウェブサイト(wadiz.kr)で見ることができる。

ホン・ヨンドク記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr )

韓国語原文入力:2016-04-04 21:57

http://www.hani.co.kr/arti/society/area/738268.html訳H.J

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