北側にいる家族との面会を申請した韓国の離散家族で死亡者が生存者を上回った。南北離散家族の急速な高齢化のためだ。
20日、統一部と大韓赤十字社(韓赤)が運営する「離散家族情報統合システム」によれば、1988年から今(2月29日基準)まで、北側にいる家族との面会を申請した南側の離散家族13万838人のうち、死亡者が6万5922人(50.4%)になり、月別統計では初めて生存者(6万4916人、49.6%)を上回った。 1月末基準では生存者(6万5687人、50.2%)が死亡者(6万5134人、49.8%)より多かった。 1988年に離散家族面会申請の受付を始めて以来、死亡者が生存者を上回ったのは今回が初めてだ。 離散家族情報統合システムのホームページに公開された最も古い資料である2003年11月末基準の統計によれば、当時の申請者総数12万2808人のうち生存者が10万3320人だった。 砂時計の砂が休みなく底に落ちるように、死亡者が急速に増加している。 しかも今年に入って南北関係の全面断絶により離散家族の面会がいつ再開されるかも予想がつかない状況だ。