正義党の支持率が、今年最高値の7%に急上昇した。セヌリ党は公認をめぐる混乱の中でも大邱(テグ)・慶尚北道地域の団結に支えられ、支持率を伸ばした。共に民主党と国民の党の支持率は足踏み状態だった。
韓国ギャラップは、15日から17日までに全国の成人1002人を対象に世論調査を行った結果、正義党の支持率が7%を記録したと18日発表した。先週に比べ3%ポイント上昇した数値だ。8%にとどまった国民の党を追い詰めた。韓国ギャラップは「野党連帯に向けた協議が進まないことから、革新志向の有権者の一部が正義党指示に転じたものと見られる」と分析した。
セヌリ党の支持率は先週に比べて2%ポイント上昇した41%だった。親朴槿恵(パククネ)系と非朴系が公認をめぐり激しく対立しているにもかかわらず、むしろ支持率が上がっている。韓国ギャラップは「大邱・慶尚北道地域の無党派の割合が異例の10%を下回っており、セヌリ党支持率の上昇が目立った」と指摘した。「与党の内紛」に危機感を感じた大邱・慶尚北道地域の有権者がセヌリ党支持に結集したということだ。
「共に民主党」の支持率は先週より3%ポイント下落した20%で、フィリバスター前のレベルまで下落した。イ・ヘチャン、チョン・チョンレ議員などが公認審査から脱落したことで、一部の支持層が離脱したものと見られる。
朴槿恵大統領の職務遂行については、否定的な評価が49%、肯定的な評価40%だった。先週に比べ、否定的な評価は4%ポイント上昇し、肯定的な評価は2%ポイント下落した。
今回の調査は、95%の信頼水準で標本誤差は±3.1%ポイント。回答率は20%だった。
韓国語原文入力: 2016-03-18 18:22