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ソウル市が「親日人名辞典」書き写し汎国民運動

登録:2016-03-01 00:30 修正:2016-03-01 07:15
ソウル市議会教育委員会が計画を発表 
4389人の親日附逆者たちを1人ずつ筆写
ソウル市議会教育委員会所属の議員が29日午後、ソウル中区のソウル市議会前で「親日人名辞典書き写し製作汎国民運動」を広げるとする記者会見を終えた後、席に座り親日人名辞典を書き写している=シン・ソヨン記者//ハンギョレ新聞社

 ソウル市議会教育委員会が『親日人名辞典』の筆写本を製作する汎国民運動に乗り出す。

 ソウル市議会教育委員会は29日に開いた記者会見で、「大韓民国の国民4389人が集まって『親日人名辞典』に記載された4389人の親日附逆者(反民族的親日行為者)の名前と活動を1人ずつ書き写す」運動を展開することを発表した。 「筆写本」は、8月15日の光復節(解放記念日)の前に発刊する予定だ。キム・ムンス教育委員会委員長は、「親日反民族行為は、国が困難に直面した際に行ってはならないものとして、生徒たちに必ず教育すべき内容であり、政治的論争の対象ではない」と述べた上で、この計画を明らかにした。

 一方、ソウル市教育庁は29日現在、管内の中高校697カ所のうち671カ所(96.2%)が親日人名辞典を備置したと明らかにした。市教育庁は最近管内の中高校583校(既に購入した101校を除く)に親日人名辞典の購入費として30万ウォン(約2万7000円)を交付した。しかし、ソウルディジテク高校や中東高校など30校は、親日人名辞典が「政治的・社会的に論議になっている本」との理由で、購入を拒否して波紋が広がっている。ソウル市議会教育委員会は、親日人名辞典の購入を拒否した12の中高校の校長を3月7日に開かれる教育委員会に出席させ、購入拒否の理由などについて質疑する予定だ。

チン・ヨンソン記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr )

韓国語原文入力:2016-02-29 19:57

https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/732660.html 訳H.J

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