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在韓米軍司令官「朝鮮半島で衝突起きれば第2次大戦に匹敵」

登録:2016-02-27 00:28 修正:2016-02-27 07:34
下院聴聞会で「大規模な死傷者」憂慮 
「金正恩大量殺傷兵器使用の可能性 
朝鮮半島THAAD配備議論は極めて重要」
カーティス・スカパロッティ在韓米軍司令官=資料写真//ハンギョレ新聞社

 カーティス・スカパロッティ在韓米軍司令官が、朝鮮半島で衝突が起きれば第2次世界大戦規模に匹敵することもありうると警告した。

 スカパロッティ司令官は24日(現地時間)、米下院軍事委員会聴聞会で朝鮮半島における北朝鮮との衝突は「(朝鮮半島の)兵力と兵器の規模を見れば、朝鮮戦争や第2次大戦と酷似しており、またさらに複雑であるため、おそらく多くの死傷者が出るだろう」と述べたとCNN放送が25日伝えた。

 スカパロッティ司令官は金正恩(キムジョンウン)北朝鮮労働党第1書記に対して、「自身の政権が挑戦を受けると考えれば、大量殺傷兵器を使うだろうと言明する」として、北朝鮮が大量殺傷兵器を使うこともありうると示唆した。 特に朝鮮半島での緊張は、過去20年以来最高潮に達したと指摘した。

 スカパロッティ司令官は「ますます威力が強まり正確性も高まっている北朝鮮の弾道ミサイルの脅威を我々全員がよく認識しており、そのような現状況で朝鮮半島へのTHAAD配備を議論することは極めて重要だ」として「多層防衛システムを構築するためにTHAAD配備が必要だ」と述べた。 彼は「THAADは非常に複雑なシステム」とし「THAADを(朝鮮半島内の)どこに配備するかにより、その効用が変わるだけに最適な場所を探すためには多少時間がかかる」と説明した。

チョン・ウイギル先任記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/international/international_general/732314.html 韓国語原文入力:2016-02-26 21:19
訳J.S(808字)

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