登録 : 2016.02.24 02:10 修正 : 2016.02.24 06:34

ムン・サンギュン国防部報道官が2016年2月18日午前、ソウル龍山の国防部ブリーフィング室で定例ブリーフィングを行っている=聯合ニュース
米国側「米中外相会談後に」24時間の延期を要請 
中国大使、キム・ジョンイン代表に 「韓中関係一瞬で破壊される可能性も」

 在韓米軍の最新鋭地上配備型迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD)」配備に関連した韓米共同実務団の約定書締結が、23日の署名直前に突然延期された。米国が米中外相会談を控えて、突然署名の延期を求めたため、米中がTHAAD問題と国連の対北朝鮮制裁決議案などをめぐり、水面下で“ビッグディール”を試みているものと見られる。邱国洪・駐韓中国大使は、「在韓米軍のTHAAD配備が韓中関係を一瞬にして破壊する可能性がある」と強く警告した。

 国防部は、前日の午後、記者団に「明日、韓米共同実務団が約定書を締結する」と予告したが、23日に予定された約定書署名まで1時間ほどを残し、いきなり「約定書の締結が延期された」として立場を翻した。ムン・サンギュン報道官は同日の定例記者会見で、「現在関連規約は、最終の仕上げの段階に入っているが、最後に調整すべき内容があるため、1日または2日後に締結が行われるものと予想している」と説明した。

 しかし、この日の延期は、米国の要請に応じたものだと政府筋が伝えた。同消息筋は「米国側は『王毅・中国外交部長とジョン・ケリー国務長官の会談が終わった後、約定書を締結したい。24時間だけ延期してくれ』と要請してきた」と述べた。王毅・ケリーの米中外相会談は、韓国時間の24日未明に行われた。

 THAADに関連した米共同実務団の約定書締結の延期は、米中がTHAADをめぐり鋭く対立している局面で行われたという点で、注目される。特に、米中外相会談を控えて突然、米国が予定された共同実務団約定書締結の延期を求めたのは、米国がTHAAD問題と国連の対北朝鮮決議案の採択問題などをめぐり、中国と水面下で調整する余地を残したとするのが大方の分析だ。米中外相会談で、韓米の強力な対北朝鮮制裁の要求と、中国のTHAAD配備撤回の要求などを、互いに折衷する案が協議される可能性があるものと見られている。

 一方、邱大使はこの日、国会でキム・ジョンイン「共に民主党」緊急対策委員会代表と面会し、「中国は、THAAD配備に強力な反対の立場を持っている」と話したとキム・ソンス共に民主党報道官が伝えた。邱大使は「両国関係を今日のように発展させるために多くの努力があった。しかし、このような努力は、一つの問題(THAAD)のために一瞬で破壊される可能性がある」とし「(関係回復が)容易ではないだろうし、時間がかかるかもしれない」と述べた。

 邱大使はまた、国連の対北朝鮮制裁決議案について「中国政府は、最初から新しく強力な決議案採択を支持してきた」とし「しかし、制裁が目的になってはならず、対話と交渉を通じた問題の解決策を模索すべきだ」と述べた。

パク・ビョンス先任記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr )

韓国語原文入力:2016-02-24 01:05

http://www.hani.co.kr/arti/politics/defense/731820.html訳H.J

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