登録 : 2016.01.05 23:31 修正 : 2016.01.06 05:51

経済中心政策を強調する意図か

リ・スヨン北朝鮮外相=資料写真//ハンギョレ新聞社

 リ・スヨン北朝鮮外相が20~23日にスイスのダボスで開かれる世界経済フォーラム(WEF)年次総会に参加すると発表された。 北朝鮮の政府要人が参加するのは1998年以来18年ぶりなのに加え、歴代の北朝鮮のダボスフォーラム参加者の中で最高位級になる。

 外交消息筋は5日、「リ外相をはじめ北朝鮮の官吏たちがダボスフォーラムに参加すると最近フォーラム側に通知したと理解している」と話した。 ダボスフォーラムへの北朝鮮側参加者はリ外相をはじめユン・ヨンソク対外経済省副総局長、ハン・ウン農業開発銀行社長らであることが伝わる。 北朝鮮は1998年に当時のキム・ムンソン対外経済協力委副委員長が参加したのを最後に、昨年までダボスフォーラムに参加していなかった。

 北朝鮮のダボスフォーラム参加は、金正恩(キム・ジョンウン)労働党第1書記が新年辞で明らかにした「人民の生活問題は第1国事」、「経済強国建設に総力集中」など経済中心政策指向の延長線にあると見られる。 リ外相らは外資誘致などに力を注ぐものと予想される。 だが核・経済並進路線と国際社会の制裁のために直ちに顕著な成果を上げることは難しいというのが一般的展望だ。

 ダボスフォーラムは毎年、世界各国の大統領や首相をはじめとする政治指導者とマイクロソフトのビル・ゲイツ会長、グーグルのエリック・シュミット会長など経済界のリーダー数千人が一堂に会して国際経済懸案を議論する資本主義の象徴のような行事であり、新自由主義的グローバル化に反対する人々の間では「金持ちの祭典」とも呼ばれている。 朴槿恵(パク・クネ)大統領も2014年に行事に参加し演説した。 今年のダボスフォーラムの主題は「第4次産業革命」だ。

 一方、金正恩第1書記は昨年に続き今年も軍に関連した初の公式日程で砲兵部隊を訪ねた。 北朝鮮は金正恩執権後に「砲兵武力強化」に力を注いだ。 朝鮮中央通信は金正恩第1書記が人民軍砲射撃競技を視察したとし、「労働党第7回大会が開かれる意味深い今年の…激動の時期に朝鮮人民軍大連合部隊(軍団級)間の砲射撃競技が進行された」と5日報道した。 場所と日時は公開しなかった。 金第1書記は昨年も軍に関連した初の日程を軍の非反衝砲(対戦車砲)射撃大会の現地指導で始めた。

 さらに朝鮮中央通信は新年に入って初めて「核保有」と「並進路線」に言及した。 通信はこの日の論評で、先月行われた米国の1950年代核攻撃標的文書の公開などを取り上げて「米国こそが核恐喝と核戦争の元凶」とし「米国の核恐喝を撃退するために核を保有し、それを法制化し新たな並進路線により強化することは至極当然」と主張した。

イ・ジェフン、キム・ジンチョル記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )

韓国語原文入力:2016-01-05 19:48
http://www.hani.co.kr/arti/politics/defense/724819.html 訳J.S(1316字)

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