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金養建統一戦線部長の訃報に韓国政府が弔意表明

登録:2015-12-30 22:09 修正:2015-12-31 06:53
金養建・党書記兼労働党統一戦線部長//ハンギョレ新聞社

 金正日(キム・ジョンイル)総書記と金正恩(キム・ジョンウン)第一書記の2代にわたって北朝鮮の対南政策全般を実質的に取り仕切ってきた金養建(キム・ヤンゴン)労働党統一戦線部長(党書記)が29日、交通事故で死亡したと朝鮮中央通信が伝えた。享年73。政府は弔意を表明した。北朝鮮の主要な人事の訃報に、政府が弔意を示したのは8年ぶりのことだ。

 ホン・ヨンピョ統一部長官は30日、板門店(パンムンジョム)の連絡官窓口を通じて北朝鮮に送った電話通知文で、「8月の南北高位当局者接触で意味のある合意を共に導き出した金養建・党書記兼統一戦線部長の訃報を聞いて弔意を表す」と記した。

 朝鮮中央通信はこの日、「金養建同志が交通事故で29日午前6時15分に残念ながら逝去した」とし「金養建同志は自主的な祖国統一政策を実現するために献身的に闘争した」と報じた。 

キム・ジンチョル記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr )

韓国語原文入力: 2015-12-30 19:19

https://www.hani.co.kr/arti/politics/defense/724144.htm l訳H.J

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