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韓国軍上等兵の俸給を15%引き上げ…来年から1万8000円に

登録:2015-12-27 21:35 修正:2015-12-28 06:30
休戦ラインの西部戦線南側で兵士が警戒勤務を行っている =キム・ソングァン記者//ハンギョレ新聞社

 韓国政府が来年、上等兵の俸給を15%引き上げることにした。

 国防部は2016年度の兵士俸給を上等兵基準で17万8000ウォン(約1万8000円)支給すると27日明らかにした。 二等兵は14万8800ウォン、一等兵は16万1000ウォン、兵長は19万7000ウォンの給料を受け取ることになる。 政府は兵士の俸給を現実化するために2017年までに2012年比で兵士の俸給を2倍に引き上げる計画だ。 兵営生活の便宜条件を改善するため、洗濯機と乾燥器の普及も拡大する。

 国防部はまた、学生予備軍に対する学業保障規定を新設し、学生が予備軍訓練に動員されたり訓練を受ける場合、該当期間を欠席処理できないよう明示し、予備軍訓練中に負傷した場合にとどまらず入所や帰宅の過程で負傷または死亡した場合にも、国家が補償金と治療費を支援することにした。 国外滞留による予備軍訓練免除基準は強化され、これまで海外に180日以上滞留する場合に予備軍訓練が免除されたが、今後は365日以上の滞留に限り予備軍訓練が免除される。

 この他に海兵隊や海空軍兵の選抜評価要素として、大学修学能力試験・内申の成績が除外される。 代わりに資格や免許、専攻などを中心に評価する方針だ。

デジタルニュースチーム(お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/politics/defense/723609.html 韓国語原文入力:2015-12-27 17:45
訳J.S(711字)

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