登録 : 2015.11.26 08:17 修正 : 2015.11.26 08:17

大統領府が朴大統領の健康問題を公開 
不便な席を避けるためか

槿恵大統領が24日午前、大統領府で国務会議を主催し発言している=大統領府写真記者団//ハンギョレ新聞社
 朴槿恵(パク・クネ)大統領が、26日に国会議事堂で開かれる金泳三(キム・ヨンサム)元大統領の告別式への出席をめぐり苦心している。朴大統領は7泊10日(2泊は機内)の多国間会議の国外歴訪を続け、過労と風邪の症状があると伝えられた。チョン・ヨングク大統領府報道官は25日、記者団に「(パク大統領は)7泊10日の間に多くの首脳外交の日程をこなし、コンディションの調節に神経を使わねばならない状況にあると承知している」と大統領の健康が好ましくない事実を公開した。大統領の健康問題を大統領府がまた公開してしまう不適切さばかりか、金元大統領の告別式への不参加を意図的に公開したとする見方もされている。

 チョン報道官はこの日、「首脳会議を午前1時までこなしたためではないか」と多国間議の無理な日程も説明した。朴大統領は14日から23日までトルコ、フィリピン、マレーシアを歴訪し、主要20カ国(G20)首脳会議とアジア太平洋経済共同体(APEC)、東アジア首脳会議(EAS)に相次いで参加した。チョン報道官は「朴大統領の告別式出席はまだ確定していない」と伝えた。ただ告別式当日の天気が氷点下になり、1時間から1時間30分間、国会議事堂前で告別式行事が進行されるため、朴大統領の健康が好転しなければ告別式の出席は難しいというのが大統領府関係者らの話だ。

 だが、大統領の健康不安は事実上の国家非常事態であり、大統領府がこれを再び公開したのは不適切と批判されている。大統領府は4月の「ソンワンジョン・リスト」事件で与野党がそろって朴大統領の謝罪を要求した時も、「南米歴訪後、咽頭炎・胃痙攣の治療を受けている」として健康状態をただちに公開し「謝罪要求」を避けた。当時は4・29補欠選を控えた時期であり、与党支持層の結集を狙った“病気を利用した政治”が問題にされた。

 歴代政府大統領府は現職大統領の健康に対する公式ブリーフィングは自制してきた。大統領府が再び大統領の健康異常を直ちに公開したことをめぐり、朴大統領が健康問題を口実に、不快な関係だった金泳三元大統領の告別式に参加しないための事前布石ではないかとする見方もされている。金元大統領は生前、朴大統領を「独裁者の娘」「出来損ない」と露骨に非難したことがある。

チェ・ヘジョン記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr )

韓国語原文入力:2015-11-25 21:32

http://www.hani.co.kr/arti/politics/bluehouse/719080.html訳Y.B

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