登録 : 2015.11.03 00:35 修正 : 2015.11.03 06:03

朴大統領と安倍首相の二者会談 
年内に“慰安婦協議”成果出せるか疑問 
安倍首相、フジテレビに出演「発展障害物共感」 
挺対協「日本政府の責任認定」を要求

3年6カ月ぶりに向かい合って座った韓日首脳。朴槿恵大統領と安倍晋三首相が2日午前、大統領府で開かれた韓日首脳会談後、拡大首脳会談を行っている =大統領府写真記者団//ハンギョレ新聞社

 朴槿恵(パク・クネ)大統領と安倍晋三・日本首相は2日、日本軍慰安婦被害者問題と関連して「可能な限り早期に慰安婦被害者問題で妥結するための協議を加速化」するよう(両国の外交当局に)指示した。 また、両国は今年が国交正常化50周年という点を強調することで、年内に慰安婦問題進展の可能性を表わした。だが、具体的な解決方案はもちろん、首脳次元の協議指針も合意できなかったと伝えられ、意味ある結論を出せるかは未知数だ。 慰安婦問題解決法に関する原則と方向が曖昧で、両首脳が不明瞭な辻褄合わせに終わったとも評価される。

 朴大統領と安倍首相はこの日午前、大統領府で3年6カ月ぶりに2カ国首脳会談を開き「両国関係の改善に障害物となる主要懸案の解決を通じて、今後はより未来指向的で互恵的な協力関係を作るために努力していくことにした」とキム・ギュヒョン大統領府外交安保首席が伝えた。 朴大統領は「慰安婦問題が両国関係改善の障害物になっている。 慰安婦問題が被害者が受容でき(韓国)国民が納得できる水準で早期に解決されなければならない」と強調したとキム首席が伝えた。 「両国首脳は今年が韓日国交50周年という節目に当たる年という点を念頭に置き、可能な限り早期に慰安婦被害者問題で妥結するための協議を加速化するよう指示した」と大統領府が明らかにした。

 安倍首相はこの日夜、日本のBSフジ放送に出演して「(慰安婦問題に対する)日本の基本的な立場は1965年の日韓請求権協定によって解決されたということだが、この問題が日韓関係の発展に障害になっているという認識の下、両国国民が完全に納得することは相当に難しくとも、交渉を継続して一致点を引き出す交渉を加速しようということで意見が一致した」と明らかにした。 具体的な解決策については「何も決まっていない。今後話を詰めていくことが必要だ」と延べ、そのタイミングについては「可能な限り早く交渉をしようということで合意したので、話した通りだ」と答えた。

 朴大統領が安倍首相に慰安婦問題の早期解決を繰り返し要求すると、期限を決めることを負担とする安倍首相が「交渉加速化」を折衷案として受け入れたものと分析される。

 両国首脳は北朝鮮の核問題と関連して、韓日および韓米日3国協力を評価して、多国間レベルでも北朝鮮核問題対応のための協力を続けていくことにした。 また、米国と日本の主導で先月妥結した環太平洋経済パートナーシップ協定(TPP)に韓国が参加するという決定を下せば、日本政府が協力する方案を議論することにしたと大統領府が明らかにした。

 キム・ギュヒョン首席は「今回の会談は、朴大統領と安倍首相が就任以来初めて開催された韓日首脳会談であり、修交50周年、光復70周年という意味ある年に開催された」とし「これまで停滞してきた両国間の歴史認識に関連した懸案解決を図り、両国関係の発展を模索したという点で意味がある」と評価した。

 韓国挺身隊問題対策協議会は声明を出して「日本軍慰安婦問題の解決について進展を成し遂げられなかった。問題解決の原則は日本政府の国家的、法的責任認定と履行」とし「韓国政府はこのような問題解決原則を明確にし、日本政府はこれを受け入れ早期妥結のみならず正しい解決を成し遂げることを両国政府に求める」と明らかにした。

チェ・ヘジョン、パク・スジ記者、東京/キル・ユンヒョン特派員 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )

韓国語原文入力:2015-11-02 22:18
http://www.hani.co.kr/arti/politics/bluehouse/715677.html 訳J.S(1734字)

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